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J-GLOBAL ID：202202215069061360   整理番号：22A0419361

LDPC符号による磁気テープ装置におけるバースト誤り訂正に関する一検討

A Study on Burst Error Correction in Magnetic Tape Drive by LDPC Code

著者 (4件)： 赤松汰星 (愛媛大 大学院理工学研究科) ,  仲村泰明 (愛媛大 大学院理工学研究科) ,  西川まどか (愛媛大 大学院理工学研究科) ,  岡本好弘 (愛媛大 大学院理工学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告(Web)  (IEICE Technical Report (Web))
巻： 121  号： 291(MRIS2021 11-15)  ページ： 1-6 (WEB ONLY)  発行年： 2021年12月03日 
JST資料番号： U2030A  ISSN： 2432-6380  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： BaFe磁気テープを用いた磁気テープ装置においてCIRC(cross-interleaved Reed-Solomon code)とインターリーブドLDPC(low-density parity-check)符号のバースト誤り耐性を評価している.本検討では,バースト検出器を備えたインターリーブドLDPC符号化・繰返し復号化方式とCIRCの消失誤り訂正方式のバースト長に対する「誤りなし」を達成する所要SN比(signal-to-noise ratio)について計算機シミュレーションにより性能比較を行っている.その結果,バースト検出器を備えたインターリーブドLDPC符号化・繰返し復号化方式は,CIRCの消失誤り訂正方式に比べて,長いバーストに対して耐性があることが明らかとなった.さらに,バースト検出器を備えたインターリーブドLDPC符号化・繰返し復号化方式は,同じ長さのバーストに対して,CIRCの消失誤り訂正方式よりも3.0~4.5dB低いSN比で「誤りなし」を達成できることが明らかとなった.(著者抄録)

シソーラス用語： *誤り訂正符号 ,  磁気テープ ,  装置 ,  バースト誤り ,  *誤り訂正 ,  Reed-Solomon符号 ,  SN比 ,  計算機シミュレーション ,  符号 ,  *磁気テープ記録装置 ,  復号化 ,  性能評価 ,  *低密度パリティ検査符号 ,  インターリーブ符号 ,  計算機利用 ,  利用
準シソーラス用語： *LDPC符号 ,  磁気テープ装置 ,  インターリーブ化符号 ,  繰り返し復号化

分類 (1件)： 電子・磁気・光学記録  (NC06020F)

引用文献 (8件)：

• Standard ECMA-319, June 2001.
• R. G. Gallager, “Low-density parity-check codes,” IRE Trans. Inform. Theory, vol.8, pp.21-28, Jan. 1962.
• R. R. Kschischang, B. J. Frey, and H. A. Loeliger, “Factor graphs and sum-product algorithm,” IEEE Trans. Inform. Theory, vol.47, no.2, pp.498-519, Feb. 2001.
• 和田山正, “バースト誤り通信路に適した反復復号法,” 信学論(D-II), vol.J88-D-II, no.2, pp.170-187, Feb. 2005.
• 仲村泰明, 中下伸, 岡本好弘, 大沢寿, 村岡裕明, 中村慶久, “バースト情報を用いたLDPC符号化・繰返し復号化方式の一検討,” 信学技報, MR2005-32, Dec. 2005.

タイトルに関連する用語 (4件)： LDPC符号 ,  磁気テープ装置 ,  バースト誤り ,  訂正