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J-GLOBAL ID：202202231711693845   整理番号：22A2918189

テラヘルツ波を用いたTNT爆薬イメージセンサーの開発

Terahertz Chemical Microscope Imaging System for 2, 4, 6-Trinitrotoluene Detection

著者 (2件)： WANG Jin (岡山大 工) ,  紀和利彦 (岡山大 工)
資料名： Annual Report of the Okayama Foundation for Science and Technology  (Annual Report of the Okayama Foundation for Science and Technology)
号： 31  ページ： 53-55  発行年： 2022年10月21日 
JST資料番号： F2025A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究ではテラヘルツ波ケミカル顕微鏡(TCM:Terahertz Chemical Microscope)を用いたTNT検出についての研究を行った.TCMを用いることで,リアルタイム,短い測定時間および簡便な測定が可能となる.本研究では,シランカップリング剤であるAPTESまたはその類似物質とTNTの間の特異的な反応を用い,それらをTCMに応用することでTNTの検出を行った.TNT反応前と反応後のイメージングから各ウェルにおける反応前後のテラヘルツ波強度変化を算出した.その結果,TNT濃度とテラヘルツ波強度の間に相関関係が確認でき,TCMを用いたTNTの検出が可能であることを示唆することができた.(著者抄録)

シソーラス用語： テラヘルツ波 ,  爆薬 ,  イメージセンサ ,  *顕微鏡 ,  シランカップリング剤 ,  変化 ,  相関 ,  表面電位 ,  検出 ,  *半導体薄膜 ,  空乏層 ,  電磁波 ,  *シリコン薄膜 ,  テラヘルツ波検出 ,  強度変化 ,  脂肪族アミン ,  有機ケイ素化合物 ,  第一アミン ,  芳香族ニトロ化合物
準シソーラス用語： テラヘルツ電磁波 ,  相関関係

分類 (3件)： 電磁気学一般  (BD01020N) ,  顕微鏡法  (BK01040E) ,  半導体薄膜  (BK14040E)

物質索引 (2件)： 3-アミノプロピルトリエトキシシラン ,  TNT

引用文献 (3件)：

• 斗内政吉, ”テラヘルツ波新産業”, シーエムシー出版 (2011)
• United States Environmental Protection Agency, ”Technical Fact Sheet-2,4,6-Trinitrotoluene (TNT)” (2014), https://www.epa.gov/sites/production/files/2014-03/documents/ffrrofactsheet_contaminant_tnt_january2014_final.pdf.
• Yoni Engel, Roey Elnathan, Alexander Pevzner, Guy Davidi, Eli Flaxer, and Fernando Patolsky ”Supersensitive Detection of Explosives by Silicon Nanowire Arrays”, Angew. Chem. Int. Ed., 49, pp.6830-6835 (2010)

タイトルに関連する用語 (5件)： テラヘルツ波 ,  TNT ,  爆薬 ,  イメージセンサー ,  開発