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J-GLOBAL ID：202202250590803293   整理番号：22A2204611

平衡度不整合モデルによる金属筐体に近接した通信系のコモンモード放射シミュレーション

Common-Mode Emission Simulation of Communication System with Adjacent Metal Chassis Based on Imbalance Difference Model

著者 (2件)： 五百旗頭健吾 (岡山大学学術研究院自然科学学域) ,  豊田啓孝 (岡山大学学術研究院自然科学学域)
資料名： エレクトロニクス実装学会誌  (Journal of Japan Institute of Electronics Packaging)
巻： 25  号： 5  ページ： 439-445(J-STAGE)  発行年： 2022年 
JST資料番号： S0579C  ISSN： 1343-9677  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・複合機内のケーブル接続された送受信回路板に平衡度不整合モデルを適用し,不要電磁放射の主要成分となるコモンモード放射を解析した事例を紹介。
・三導体系における平衡度の定義と算出方法,および代表的な三導体系構造を示し,適用例として複合機の金属筐体を模擬した構造上に配置した通信系を採用。
・解析結果は実構造モデルによる解析結果とよく一致しており,コモンモード放射の支配的なコモンモード励振源を特定でき,効率的なコモンモード放射低減設計が可能となることに言及。

シソーラス用語： *電磁波放射 ,  *計算機シミュレーション ,  *電磁干渉 ,  電気きょう体 ,  プリント基板 ,  励振 ,  *計算機利用 ,  *利用

分類 (1件)： 雑音一般  (ND04010J)

引用文献 (10件)：

• 1) 回路・実装設計技術委員会:“システム設計の課題と展望,”エレクトロニクス実装学会誌,Vol. 25, No. 1, pp. 9-11, 2022
• 2) 辻本,他:“コモンモードシミュレーションを用いたEMC設計のための支配的なノイズ源の特定,”コニカミノルタ株式会社テクノロジーレポート,Vol. 19, pp. 57-62, 2022
• 3) 金尾,他:“手戻りのないEMC性能レビュー実現のための配線の平衡度差に着目した電磁妨害波要因分析,”エレクトロニクス実装学会令和3年度第1回システム設計研究会,Jun. 2021
• 4) 内田英成,虫明康人:“超短波空中線,”第7章,コロナ社,1955
• 5) 上芳夫:“差動伝送の基礎,”エレクトロニクス実装学会誌,Vol. 16, No. 3, pp. 176-180, 2013

タイトルに関連する用語 (8件)： 平衡 ,  不整合 ,  モデル ,  筐体 ,  通信系 ,  コモンモード ,  放射 ,  シミュレーション