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J-GLOBAL ID：202202265560231095   整理番号：22A0822913

直噴ガソリン噴霧の壁面衝突による低温液膜形成過程の解析

Analysis of liquid film formation process at low temperature by wall impingement direct injection gasoline spray

著者 (6件)： 松田大 (同志社大 大学院) ,  西村佳那子 (同志社大 大学院) ,  前川楓馬 (同志社大 大学院) ,  安達晃 (同志社大 大学院) ,  松村恵理子 (同志社大) ,  千田二郎 (同志社大)
資料名： 内燃機関シンポジウム講演論文集(CD-ROM)  (内燃機関シンポジウム(CD-ROM))
巻： 32nd (Web)  ページ： ROMBUNNO.77 (WEB ONLY)  発行年： 2021年 
JST資料番号： L1505B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・直噴ガソリン機関の冷間始動を想定し,低温環境条件下における噴霧の壁面衝突により形成された燃料液膜を計測し,形成過程を解析。
・液膜の計測には,噴霧液膜の影響を受けずに計測が可能で,レーザ誘起蛍光法の応用であるTIR-LIF法を適用。
・液膜からの蛍光強度は,液膜の厚さと温度の依存性を持つため,液膜に係る熱移動現象をモデル化して液膜温度を推定し,低温液膜の形成過程における解析手法を構築。
・壁面に対して燃料温度が高い噴霧が衝突する場合,形成される燃料液膜は噴霧の衝突開始時が最も低温となり,衝突期間中は温度が上昇し,衝突後はゆるやかに低下。

シソーラス用語： *直接噴射 ,  *噴霧 ,  *衝突 ,  液膜 ,  蛍光 ,  蛍光分光法 ,  大気汚染物質 ,  粒子 ,  数 ,  ガソリンエンジン ,  *燃料噴霧 ,  粒子状物質 ,  粒子数 ,  レーザ誘起蛍光 ,  汚染物質 ,  火花点火機関
準シソーラス用語： ガソリン機関 ,  レーザ誘起蛍光法 ,  *直噴 ,  *壁面衝突

分類 (1件)： 火花点火機関  (PB02020C)

引用文献 (11件)：

• 森吉 泰生, 橋本 淳, 小林 佳弘, ガソリンエンジンにおける粒子状物質の生成, 日本燃焼学会誌, Vol. 56, No. 178, p. 298-307 (2014)
• 小林 伸治, 近藤 美則, 伏見 暁洋, 藤谷 雄二, 齊藤 勝美, 高見 昭憲, 田邊 潔:直噴ガソリン乗用車の粒子状物質排出特性, 自動車技術会論文集, Vol. 43, No. 5, p. 1009-1014 (2012)
• 秋濱 一弘, 粒子状物質 (PM):自動車排出ガス規制と PM 生成モデリングの必要性, 日本燃焼学会誌, Vol. 59, No. 187, p. 49-54 (2017)
• Ketterer, J. and Cheng, W.:On the Nature of Particulate Emissions from DISI Engines at Cold-Fast-Idle, SAE Int. J. Engines 7(2), p.986-994 (2014)
• Di Xiao, Shuyi Qiu, David Hung, Xuesong Li, Keiya Nishida, Min Xu:Evaporation and condensation of flash boiling sprays impinging on a cold surface, Fuel, Vol. 287 (2021)

タイトルに関連する用語 (8件)： 直噴 ,  ガソリン ,  噴霧 ,  壁面衝突 ,  低温 ,  液膜 ,  形成過程 ,  解析