文献

J-GLOBAL ID：202202265906485960   整理番号：22A2521768

時間領域と周波数領域のスペクトル拡散信号に基づく伝搬遅延とドップラー周波数の推定

Esimation of Propagation Delay and Doppler Frequency based on Time-Domain and Frequency-Domain Spread Spectrum Signals

著者 (1件)： 實松豊 (東京工大)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告(Web)  (IEICE Technical Report (Web))
巻： 122  号： 143(NLP2022 26-38)  ページ： 44-49 (WEB ONLY)  発行年： 2022年07月26日 
JST資料番号： U2030A  ISSN： 2432-6380  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 直接拡散スペクトラム拡散通信(Direct Sequence Spread Spectrum:DSSS)では,シンボル区間を分割したチップ区間に,送信シンボルとは独立な+1または-1の値を取る疑似乱数信号をかけあわせることにより信号の帯域を広げて通信を行う.広い帯域を使用するため狭帯域干渉に強く,スペクトル拡散信号の符号同期による測距が出来る.著者は,時間領域と周波数領域の両方に疑似乱数信号を掛け合わせる2次元のスペクトル拡散を用いた伝搬路の遅延時間とドップラー周波数の同時推定を研究している.既存の推定法を紹介した後,著者らが過去に提案したPhase Updating Loop(PUL)と呼ばれる推定法を解説する.(著者抄録)

シソーラス用語： *スペクトル拡散通信 ,  スペクトル拡散 ,  曖昧さ ,  関数 ,  *周波数推定 ,  周波数シフト ,  Doppler効果 ,  周波数領域 ,  信号特性 ,  遅れ ,  遅延特性 ,  *伝搬特性 ,  擬似乱数 ,  信号推定 ,  パターンマッチング ,  相関受信機 ,  時間領域
準シソーラス用語： アンビギュイティ ,  曖昧関数 ,  Doppler周波数 ,  伝搬遅延 ,  テンプレートマッチング

分類 (1件)： 変復調方式  (ND07020P)

引用文献 (13件)：

• M. A. Richards, J. A. Scheer, and W. A. Holm, Principles of Modern Radar Vol.1: Basic Principles, SciTech Publishing, 2010
• 高橋 徹, 通信技術者のためのレーダの基礎, コロナ社, 2019.
• J. A. Zhang et al., “Enabling Joint Communications and Radar Sensing in Mobile Networks - A Survey,” IEEE Communications Surveys & Tutorials, vol. 24, no. 1, pp. 306-345, 2022.
• 岡田実, “地上デジタルテレビ放送移動受信のためのOFDM受信技術,” 信学技報 情報理論研究会, vol.103, no.498, pp.1-12, 2003.
• Y. Yang, F. Gao, X. Ma, and S. ZHang, “Deep Learning-Based Channel Estimation for Doubly Selective Fading Channels,” IEEE Access, vol.7, pp.36579-36589, 2019. doi: 10.1109/ACCESS.2019.2901066

タイトルに関連する用語 (6件)： 時間領域 ,  周波数領域 ,  スペクトル拡散信号 ,  伝搬遅延 ,  ドップラー周波数 ,  推定