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J-GLOBAL ID:202202272783327366   整理番号:22A1480785

線路の平衡度不整合に起因するモード変換の3次元電磁界解析と回路解析の連成解析による評価

Evaluation of Mode Conversion Due to Imbalance Difference Using Co-simulation of Full-wave and Circuit Analyses
著者 (4件):
資料名:
巻: 122  号: 4(EMCJ2022 1-7)  ページ: 31-36 (WEB ONLY)  発行年: 2022年04月08日 
JST資料番号: U2030A  ISSN: 2432-6380  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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平衡度不整合モデルは,線路の平衡度を表す電流配分率を用いたモード分解によってノーマルモードとコモンモードに分離できるので,構造の不連続で生じるモード変換によるEMC問題を取り扱うことができる.平衡度不整合モデルの一つであるコモンモードアンテナモデルは,ノーマルモードからコモンモードへの一方向のモード変換が取り扱え,3次元構造の等価アンテナからのコモンモード放射を求められるものの,コモンモードからノーマルモードへのモード変換は微小で無視できることが前提である.一方,モード等価回路モデルは双方向のモード変換を扱えるが1次元回路モデルであるため,複雑な3次元構造の解析には不向きであった.本論文では,市販のANSYS Electronics Desktopに装備されているDynamic Link Analysisにより行える3次元電磁界解析と回路解析の連成解析を利用することで,平衡度不整合モデルが取り扱えることを示す.その結果,3次元電磁界解析において双方向のモード変換を取り扱えるため,モード変換に起因するEMC問題を3次元電磁界解析と絡めて評価することが可能になった.(著者抄録)
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分類 (1件):
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伝送回路理論 
引用文献 (9件):
  • 上芳夫,“EMCにおける伝送回路理論とその展開,” 信学論(B),vol.J90-B, no.11,pp.1070-1082, Nov. 2007.
  • T. Watanabe, O. Wada, T. Miyashita, and R. Koga, “Common-Mode-Current Generation Caused by Difference of Unbalance of Transmission Lines on a Pronted Circuit Board with Narrow Ground Pattern,” IEICE Trans. Commun., vol.E83-B, no.3, pp.593-599, March 2000.
  • T. Watanabe, H. Fujiwara, O. Wada, R. Koga, and Y. Kami, “A prediction method of common-mode excitation on a printed circuit board having a signal trace near the ground edge,” IEICE Trans. Commun., vol.E87-B, no.8, pp.2327-2334, Aug. 2004.
  • T. Matsushima, T. Watanabe, Y. Toyota, R. Koga, and O. Wada, “Calculation of common-mode radiation from single-channel differential signaling system using imbalance difference model,” IEICE Trans. Commun., vol.E93-B, no.6, pp.1739-1745, June 2010.
  • Y. Wakaduki, T. Watanabe, Y. Toyota, K. Iokibe, R. Koga, and O. wada, “Connector model for use in common-mode antenna model used to estimate radiation from printed circuit borads with board-to-board connector,” IEICE Trans. Commun., vol.E99-B, no.3, pp.695-702, March 2016.
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