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J-GLOBAL ID：202202284943661394   整理番号：22A2317893

みどりの食料システム戦略に貢献する農業農村工学-5)農村に眠る未利用熱の利用促進に関する研究

A Study on Promoting the Utilization of Unused Thermal Energy in Rural Areas

著者 (6件)： 三木昂史 (農研機構) ,  岩田幸良 (農研機構) ,  北川巌 (農研機構) ,  後藤眞宏 (農研機構) ,  福田浩二 (農研機構) ,  石井雅久 (農研機構)
資料名： 農業農村工学会誌  (Water, Land and Environmental Engineering)
巻： 90  号： 9  ページ： 691-694  発行年： 2022年09月01日 
JST資料番号： F0454A  ISSN： 1882-2770  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： カーボンニュートラル社会の実現に向けて,農業でもCO₂等の温室効果ガス削減が求められており,農林水産省は2030年までに124万tのCO₂排出削減を目標に掲げている。農研機構農村工学研究部門はNEDO先導研究プログラムにおいて,温室のエネルギー消費量を実質ゼロにすることを最終目的としたフィジビリティスタディーに取り組んでいる。この研究プロジェクトの中で農業基盤に関連した未利用熱に着目し,農地における地中熱の施工方法や農業用水を対象にした流水熱の採熱ポテンシャルの評価を実施している。本報では,ここで実施されている研究について,その技術的背景とともに紹介する。(著者抄録)

シソーラス用語： 利用 ,  *農村 ,  促進 ,  物質収支 ,  減少 ,  プロジェクト ,  温室 ,  実用化試験 ,  *地中熱 ,  *農業用水 ,  熱交換器 ,  ヒートポンプ ,  *熱源 ,  カーボンニュートラル ,  温室効果ガス排出量削減
準シソーラス用語： フィージビリティスタディ ,  温室効果ガス削減 ,  研究プロジェクト ,  *熱利用 ,  利用促進

分類 (3件)： 自然エネルギー一般  (LB03010U) ,  環境問題  (SA01020V) ,  農業土木  (FB02000W)

引用文献 (10件)：

• 1) 農林水産省:気候変動に対する農林水産省の取組 (2020), https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/GR/attach/pdf/s_win_abs-71.pdf (参照2022年4月1日)
• 2) 農林水産省生産局:施設園芸省エネルギー生産管理マニュアル (改定2版) (2018), https://www.maff.go.jp/j/seisan/kankyo/ondanka/attach/pdf/index-112.pdf (参照2022年4月1日)
• 3) 土屋遼太, 奥島里美:温室効果ガスインベントリに基づく農業由来の温室効果ガス排出の現状, 農業施設50(3), pp.117~125 (2019)
• 4) 農研機構農村工学研究所:ハウス暖冷房に地中熱ヒートポンプの導入をお考えの皆様へ (2015), https://www.naro.go.jp/laboratory/nire/introduction/files/hp_guideline20170509.pdf (参照2022年4月15日)
• 5) 北川 巌, 竹内晴信, 小谷晴夫, 千葉佳彦:切断掘削方式による穿孔暗渠「カッティングドレーン工法」の効果と適用性, 農業農村工学会論文集267, pp.11~16 (2010)

タイトルに関連する用語 (6件)： 食料 ,  戦略 ,  農業農村工学 ,  農村 ,  利用促進 ,  研究