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J-GLOBAL ID：202202286356930864   整理番号：22A1008186

気候変動と堆砂進行がダムの利水機能に及ぼす影響とその適応策に関する検討

IMPACT OF CLIMATE CHANGE AND RESERVOIR SEDIMENTATION PROGRESS ON WATER UTILIZATION OF DAMS AND ITS ADAPTATION MEASURES

著者 (5件)： 小島裕之 (建設技術研) ,  永谷言 (建設技術研) ,  川村育男 (建設技術研) ,  佐藤嘉展 (愛媛大 農) ,  角哲也 (京大 防災研)
資料名： 河川技術論文集(Web)  (Advances in River Engineering (Web))
巻： 27  ページ： 643-648(J-STAGE)  発行年： 2021年 
JST資料番号： F1844B  ISSN： 2436-6714  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 運転中のダムの改善に関するMLITビジョンを発表した後に,ダムの洪水制御と水利用機能に対する気候変動の影響を評価する必要がある。貯水池の長期的な持続可能性については,貯水池の堆積作用も気候変動の影響とほぼ同等の重要な影響を及ぼす。しかし,現在まで,これらの影響を明らかにするための適切な評価方法はない。また,これらの影響への適応な対策も必要である。本研究では,最初に流動レジーム曲線の変化を予測した。第二に,将来のダムの水利用機能の変化を計算した。第三に,水使用量の計算に基づいて,ダムの水使用量機能を維持するための適応な対策を提案した。これらの結果に基づいて,既存のダムを改造し,干ばつ前に徐々にダムに水を貯水することが有効であることがわかった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *気候変動 ,  *洪水調節 ,  使用水量 ,  予測 ,  再生 ,  *ダム ,  変動 ,  状態 ,  水流 ,  *運用 ,  大気モデル ,  地球 ,  曲線 ,  流動 ,  堆砂 ,  生態系 ,  流量 ,  惑星
準シソーラス用語： ダム再生ビジョン ,  洪水制御 ,  水使用量 ,  全球大気モデル ,  堆砂進行 ,  利水機能 ,  流況変動 ,  流動レジーム曲線

分類 (2件)： 気候学,気候変動  (DC05140T) ,  ダム一般  (RC16010D)

引用文献 (11件)：

• 1) 国土交通省水管理・国土保全局:水害レポート2019,2019.
• 2) 国土交通省水管理・国土保全局水資源部:令和2年版日本の水資源の現況,2019.
• 3) 土木学会地球温暖化特別委員会:地球温暖化に挑む土木工学,土木学会地球温暖化対策特別委員会報告書,2009.
• 4) 小島裕之・永谷言・川村育男・谷脇佑一・倉橋実・佐藤嘉展・角哲也:気候変動と堆砂進行がダムの治水・利水機能に及ぼす影響の評価指標化の提案,土木学会論文集B1(水工学) Vol.75, No.2, I_91-I_96, 2019.
• 5) 国土交通省水管理・国土保全局:ダム再生ビジョン,2017.

タイトルに関連する用語 (5件)： 気候変動 ,  堆砂 ,  ダム ,  利水 ,  適応