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J-GLOBAL ID：202202288595438247   整理番号：22A2573915

締固めを必要とする高流動コンクリートの実大寸法PC桁内での硬化後の品質について

著者 (3件)： 氏家勲 (愛媛大 大学院理工学研究科) ,  河金甲 (極東興和) ,  河合慶有 (愛媛大 大学院理工学研究科)
資料名： コンクリート工学年次論文集(CD-ROM)  (Proceedings of the Japan Concrete Institute (CD-ROM))
巻： 44  ページ： ROMBUNNO.1125  発行年： 2022年06月15日 
JST資料番号： Y0507B  ISSN： 2424-0281  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は実大寸法のプレキャストT形桁部材において,コア供試体の品質およびテストハンマー試験と透気試験による品質分布を測定して,締固めを必要とする高流動コンクリートの均一性について検討を行った。コア供試体の品質において,締固めを必要とする高流動コンクリートでは圧縮強度と空気量のバラツキが小さく,非破壊試験からのテストハンマー強度と透気係数の分布も均一性が高いことが明らかとなった。ただし,部材下部で透気係数が小さくなり,施工が原因ではなく高流動コンクリートの特徴によるものと思われる結果が得られた。(著者抄録)

シソーラス用語： *高流動コンクリート ,  コンクリート締固め ,  プレキャストコンクリート ,  T形梁 ,  透気試験 ,  コア試験 ,  均一性 ,  圧縮強さ ,  空気量 ,  試験装置 ,  弾性係数 ,  容積重 ,  塩化物 ,  リバウンドハンマ ,  機械的性質 ,  強度

分類 (1件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H)

引用文献 (5件)：

• 桜井邦昭,近松竜一:中流動コンクリートの合理的な配合設計方法に関する一提案,コンクリート工学年次論文集,Vol.35,No.1,pp.1225-1230,2013.7
• 締固めを必要とする高流動コンクリートの配合設計・施工技術研究小委員会:締固めを必要とする高流動コンクリートの配合設計・施工技術研究委員会 (358 委員会)委員会報告書,土木学会,コンクリート技術シリーズ No.123,2020.5
• 氏家勲,河金甲,河合慶有,蔦川昌希:自由落下高さが異なる締固めを必要とする高流動コンクリートの硬化後の品質に関する検討,コンクリート工学年次論文集,Vol.43,No.1,pp.808-813,2021.7
• 土木学会コンクリート標準示方書[規準編]:硬化コンクリートのテストハンマー強度の試験方法(JSCE-G 504-2013),pp.364-367,2018.10
• 土木学会コンクリート標準示方書[施工編]:特殊コンクリート,3章高流動コンクリート,pp.231-243,2018.3

タイトルに関連する用語 (5件)： 締固め ,  高流動コンクリート ,  大寸法 ,  PC桁 ,  硬化