抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究の目的は,1977~2020年の『科学教育研究』において,どのような研究テーマが取り扱われてきたのかについて明らかにすることである.本研究ではTsai and Wen(2005)の分類カテゴリーを修正して1,109編の論文の研究テーマを分類した.その結果,各研究テーマの論文の割合は降順に「指導」,「目標と政策,カリキュラム,および評価」,「学習-文脈」,「教育テクノロジー」,「学習-概念」,「教師教育」,「インフォーマルの学習」,「文化,社会,およびジェンダーの問題」,そして「歴史,哲学,認識論,および科学の本質」であった.研究テーマの経年変化について見ると,近年,「指導」と「インフォーマルの学習」の論文が増加してきた一方で,これら以外の研究テーマの論文が減少していったこと等が明らかになった.(著者抄録)