抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究の目的は,1977~2020年の『科学教育研究』において,どのような研究方法が用いられてきたのかを明らかにすることである.本研究では,『科学教育研究』の第1巻First号~第44巻4号に掲載された研究論文を「1.理論的・哲学的研究」「2.実証研究(自然)」,「3.実証研究(人間・社会)」(「3.1実験」「3.2準実験」「3.3観察」「3.4その他(量的研究)」「3.5歴史学的アプローチ」「比較教育学的アプローチ」「解釈学的・現象学的アプローチ」「3.8その他(質的研究)」)という分類カテゴリーにもとづきコーディングした.1,109編の論文を対象に,複数カウントを認めコーディングした結果,1988年以降から,実証研究(人間・社会)(量的研究・質的研究)が上位,理論的・哲学的研究と実証研究(自然)が下位となり,傾向が固定化していることなどが明らかになった.(著者抄録)