特許
J-GLOBAL ID:202203010534847061

熱電変換特性評価方法、熱電変換特性解析装置及び解析プログラム、並びに熱電変換特性評価システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 續 成朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2020-215996
公開番号(公開出願番号):特開2022-101744
出願日: 2020年12月25日
公開日(公表日): 2022年07月07日
要約:
【課題】1つの測定試料を用いて複数の熱電物性を測定できるとともに、複数の測定試料の熱電物性測定を同時かつ迅速に行うことができる熱電変換特性評価方法、熱電変換特性解析装置及び解析プログラム、並びに熱電変換特性評価システムを提供する。 【解決手段】測定対象物質と参照物質が接合された測定試料に、ロックインサーモグラフィ法により、測定対象物質の温度分布が周期的に変化するように交流電流を印加しながら赤外線カメラを用いて測定試料表面の温度分布を測定し、得られた熱画像から、フーリエ解析により、測定試料の接合部に生じたペルチェ効果由来の温度変化信号のみを示す第1の振幅画像と第1の位相画像、及び測定試料に生じたジュール熱由来の温度変化信号のみを示す第2の振幅画像と第2の位相画像を生成し、温度変化プロファイルを用いて、測定対象物質の熱伝導率及びゼーベック係数を算出する。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
熱電変換特性評価方法であって、 測定対象物質と参照物質が接合された測定試料に、ロックインサーモグラフィ法により、前記測定対象物質の温度分布が周期的に変化するように交流電流を印加しながら赤外線カメラを用いて前記測定試料の表面の温度分布を測定し、 得られた熱画像から、フーリエ解析により、前記電流と同じ周波数で時間変化する温度変化信号を選択的に抽出し、前記測定試料の接合部に生じたペルチェ効果に由来する温度変化信号のみに由来する第1の振幅画像と第1の位相画像を生成する第1の測定と、 前記熱画像から、フーリエ解析により、前記第1の振幅画像と第1の位相画像によって得られたペルチェ効果に由来する温度変化信号を減算することにより、前記測定試料に生じたジュール熱に由来する温度変化信号のみに由来する第2の振幅画像と第2の位相画像を生成する第2の測定を行い、 前記測定試料の接合部を含む一定の範囲における振幅及び位相の温度変化プロファイルを用いて、前記測定対象物質の熱伝導率及びゼーベック係数を算出することを含む、 熱電変換特性評価方法。
IPC (1件):
G01N 25/18
FI (1件):
G01N25/18 E
Fターム (14件):
2G040AB08 ,  2G040BA02 ,  2G040BA27 ,  2G040CA02 ,  2G040CA13 ,  2G040CA22 ,  2G040DA06 ,  2G040DA15 ,  2G040EA07 ,  2G040EC09 ,  2G040FA10 ,  2G040GA09 ,  2G040HA02 ,  2G040HA16
引用特許:
出願人引用 (2件)

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