抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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悪性ウェブサイトの検知は機械学習が利用されるが,WebAssemblyのコードを特徴量として用いる手法は,コードのサンプル数が少ないことからこれまで検討されてこなかった.本稿では,WebAssemblyに着目して悪性サイト検知を検討する.まずWebAssemblyデータセットをJavaScriptを通じて疑似的に構築するツールJABBERWOCKを設計する.大まかには,JABBERWOCKはJavaScriptの収集からWebAssemblyへの変換を含めた一連の処理を自動的に行い,最終的に悪性サイトの特徴量としてWebAssemblyをベクトル化したものを出力する.まずJABBERWOCKの性能評価としてデータセット構築に関する処理時間を計測したところ,1個のサンプル当たり平均4.5秒で,任意のサンプル数に関してデータセットを構築できることを確認した.次に,JABBERWOCKで生成したデータセットを用いて,実際に悪性サイトが検知できるかを確認した.良性と悪性サイトをそれぞれ1783件収集して実験したところ,F1値99%で悪性サイトが検知できることを確認した.その結果を分析したところ,JABBERWOCKを通じて,元のJavaScriptのコードよりも,良性サイトと悪性サイトの分布の乖離を大きくすることを確認した.(著者抄録)