抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ゴミのポイ捨ては野生動物の殺傷に繋がるなど深刻な環境問題に発展している.ポイ捨てを防止する策を講じるために必要な,ポイ捨てゴミの実態やゴミ拾い活動の実績は情報として整理されていないのが実態である.したがって本研究では,ゴミの種別・位置情報を網羅的に収集するシステムの実現を目的としている.本研究の目的を達成するために,これまでに腕に装着しているスマートウォッチの音響センサを用いたポイ捨てゴミの認識手法や,ゴミ拾い用のトングに搭載した小型カメラを用いたポイ捨てゴミの認識手法を提案してきた.しかし,これらの研究では,ゴミの種別推定における範囲の制限,認識精度の精度不足,プライバシーの問題などが存在した.上記問題を解決するために本稿では,ゴミ拾い用トングにアクティブ音響センシングを組み合わせた,ゴミ種別認識システムTongaraasを提案する.評価実験にて,缶・タバコ・紙類・プラスチック袋・ペットボトル・何も掴んでいない状態の6種類のデータセットを構築し,ゴミ種別認識モデルを構築した結果,F値0.622が得られ,アクティブ音響センシングを用いたゴミ種別認識の実現可能性が示唆された.また,ゴミの形状や大きさによって,トングとゴミの接触の仕方や音響特性が大きく変化することが,認識性能に影響を与える可能性を明らかにした.(著者抄録)