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J-GLOBAL ID：202302254684358421   整理番号：23A1830252

VR防災訓練におけるエージェントの人数や行動の影響

Effect of Agents’ Number and Behaviors in VR Disaster Evacuation Drill

著者 (3件)： 松村直季 (関西大 大学院総合情報学研究科) ,  杉原健輔 (関西大 大学院総合情報学研究科) ,  米澤朋子 (関西大 大学院総合情報学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告(Web)  (IEICE Technical Report (Web))
巻： 123  号： 60(MVE2023 1-13)  ページ： 13-18 (WEB ONLY)  発行年： 2023年05月24日 
JST資料番号： U2030A  ISSN： 2432-6380  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,防災意識の向上と,災害時の恐怖によるパニックなどの心理的側面にアプローチする防災訓練の開発を目的とし,仮想空間内でユーザと共に避難行動をとるエージェントの人数や行動が,ユーザにどのような影響を与えるのか調査する.検証の結果,ユーザと共に避難行動するエージェントの人数が多いと,ユーザは自信をもって行動する傾向が見られた.また,エージェントが選択する避難経路はユーザの意思決定に影響を与えた.(著者抄録)

シソーラス用語： *適応訓練 ,  エージェント ,  *バーチャルリアリティ ,  仮想空間 ,  防災 ,  *人間行動 ,  *避難行動 ,  *防災訓練 ,  *教育訓練
準シソーラス用語： *VR ,  *仮想現実 ,  擬人化エージェント

分類 (1件)： 災害・防災一般  (RA02010Q)

引用文献 (22件)：

• 秦康範, 酒井厚, 一瀬英史, 石田浩一:“児童生徒に対する実践的防災訓練の効果測定-緊急地震速報を活用した抜き打ち型訓練による検討”, 地域安全学会論文集, 26, pp. 45-52 (2015).
• 文部科学省:“平成24年度実践的防災教育総合支援事業成果報告書”, [online] https://www.mext.go.jp/a_menu/kenko/anzen/1336514.htm (2013). (参照日:2023-04-19).
• J. Leach: “Why people ‘freeze’in an emergency: temporal and cognitive constraints on survival responses”, Aviation, space, and environmental medicine, 75, 6, pp. 539-542 (2004).
• 酒井航太, 吉野孝 他:“Mr hmd を用いた室内における地震シミュレーションの体験および訓練システムの提案”, 第82回全国大会講演論文集, 2020, 1, pp. 403-404 (2020).
• 和田秀樹:“人はなぜ「感情で動く」のか”, 新講社(2008).

タイトルに関連する用語 (4件)： VR ,  防災訓練 ,  エージェント ,  行動