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J-GLOBAL ID:202302258916757136   整理番号:23A0538021

電圧印加時におけるADN系イオン液体の可視化および温度・電流同時測定

Measurement of In-situ Image, Temperature, and Current of ADN-based Ionic Liquids Voltage-applied
著者 (6件):
資料名:
号: 22-006  ページ: 11-14 (WEB ONLY)  発行年: 2023年02月03日 
JST資料番号: U1011A  ISSN: 2433-2216  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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アンモニウムジニトラミド(ADN)ベースのエネルギーイオン液体(EILs)は次の高エネルギー物質として期待されている。ADNベースのEILsは熱的に安定であるので,熱着火法を用いて着火現象を制御することは難しかった。著者らの研究グループは,電圧を印加することによるEILsの着火法に焦点を当てた。以前の研究は,ADNベースのEILsの着火の可能性を理論的に報告し,実験的に着火を実証した。しかし,適切な操作条件は,着火過程と現象の理解の欠如のために確立されていなかった。したがって,本研究の目的は,電圧印加実験(画像,温度および電流測定)の結果に基づいて,着火過程および現象を理解することであった。この実験では,電圧をADNベースのEILsの液滴に印加し,温度と電流測定を同時に行いながら液滴の挙動を高速カメラで映像化した。電圧印加過程を,電流挙動に基づき4つの相に分割した。第1相から第3相への遷移に必要な電力量は,異なる実験条件下で一定であった。着火遅延時間を測定する方法を確立した。さらに,試料の抵抗率を下げることにより,着火遅延時間を低減できることを明らかにした。(翻訳著者抄録)
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引用文献 (7件):
  • Shiota, K., Itakura, M., Izato, Y., Matsunaga, H, Habu H., and Miyake, A.: Effect of amide compounds and nitrate salts on the melting point depression of ammonium dinitramide, Sci. Technol. Energ. Mater., 79 (2018), pp.137-141.
  • Matsunaga, H., Katoh, K., Habu, H., Noda M., and Miyake, A.: Preparation and thermal decomposition behavior of high-energy ionic liquids based on ammonium dinitramide and amine nitrates, Aerosp. Tech. Japan, 16 (2018), pp.88-92.
  • Izato, Y., Matsushita, K., Shiota, K., Miyake, A.: The Electrolysis of Ammonium Dinitramide in Dimethyl Sulfoxide, Propellants, Explosives, Pyrotechnics, 45 (2020), pp.1614-1620.
  • 井口喜一郎, 塩田謙人, 伊里友一朗, 三宅淳巳 : イオン液体系推進剤の電解着火に及ぼす可燃剤構造の影響, 火薬学会春季研究発表会, No.9(2020).
  • Iguchi, K., Shiota, K., Izato, Y., and Miyake, A.: The Novel Ignition Method via Electrolysis for Ammonium Dinitramide based Energetic Ionic Liquid, Proc. 33th Int’l Symp. Space Technology and Science (ISTS), 2022-A-05 (2022).
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