抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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B5Gでは高周波帯の大容量通信を広範囲のユーザに提供するために,カバレッジの拡張技術が必要とされる.カバレッジ拡張技術の一つとしてアナログ中継局を用いたネットワーク構築では,比較的低コストかつ効率的にエリアを設計できるため,現在までに多くの検討がされている.しかしながら,特にミリ波帯はビームフォーミングやブロッキング,木々や木の葉等による散乱などを含む伝搬環境が複雑化するため,実際の伝搬環境に対しアナログ中継局を導入する際にはその特性を把握した上で,設置場所を決定する指標を定める必要がある.そこで本稿では,東京工業大学大岡山キャンパス内に展開しているB5G実証フィールド内に,アナログ中継局を設置しエリアカバレッジの到達距離拡張と通信品質向上に関して評価実験を実施した.本稿ではミリ波基地局に対して分離型のアナログ中継局を導入し,電波伝搬特性とEnd-to-End特性評価結果を報告する.(著者抄録)