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J-GLOBAL ID:202302287859785513   整理番号:23A0760058

観光における次訪問スポット決定支援のためのPoI現況画像の自動生成法と評価

著者 (6件):
資料名:
巻: 2023  号: DPS-194  ページ: Vol.2023-DPS-194,No.25,1-7 (WEB ONLY)  発行年: 2023年02月27日 
JST資料番号: U0451A  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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これから訪れる観光スポット(以下PoI:Point of Interest)の決定を支援するためには,観光地の現在の状況(現況)を共有する必要がある.観光地の現況を共有する方法には,ライブカメラの設置や観光客にリアルタイムに写真を共有してもらう方法が考えられるが,設置・維持コストやプライバシ保護の観点で課題がある.本研究では,プライバシを保護しながら観光地の現況を共有するために,観光地のテンプレート画像とコンテキスト情報からPoIの現況画像を自動生成し,それをユーザに提示することで次に訪問するPoIの決定を支援する観光支援システムを提案する.提案システムは,PoIの現況画像の自動生成法と現況画像をユーザに提示するアプリケーションから構成される.提案システムを用いた観光実験として,20代から30代の11名を対象に奈良県奈良市にて,約2時間の観光を行った.観光実験では,12箇所のPoIから,従来手法ではテンプレート画像見て次に訪問するPoIを4箇所選択し,提案手法では生成した現況画像を見て次に訪問するPoIを4箇所選択する実験を実施した.提案手法の有効性を評価するために,意思決定に役立ったかおよび実際の風景との類似性について,5段階のアンケート調査を行った.その結果,提案手法は,テンプレート画像を提示する場合と比較して意思決定スコアが0.27,類似性スコアが0.45向上し,有意な差があることを確認した.このことから,提案システムが提供する現況画像は,テンプレート画像と比較して,次のPoI選択の意思決定に役立ち,観光地の現況を正しく伝えていることが明らかになった.また,提示した画像と実際の風景が一致しているか天気,季節感,混雑度,時間帯の4つの項目で評価した結果,テンプレート画像と比較して,天気,季節感,混雑度は,それぞれ11%,28%,38%向上していることを確認した.(著者抄録)
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分類 (1件):
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図形・画像処理一般 
引用文献 (13件):
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