抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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誘電体や絶縁体を昇温したときに短絡回路に電流が流れる現象は,熱刺激電流(thermally stimulated current:TSC)として知られている.これまで,永久双極子や界面トラップ準位の評価法として利用されてきた.一方で,熱刺激により短絡回路に電流が流れるTSCは,現象としては外部電源によらず電流を生じて電力を送出する蓄電池とみることもできる.本報告では,熱刺激電流を発生する蓄電池として誘電体薄膜の双極子脱分極を利用するMIM構造素子(Au/poly amic acid/ITO)を作製し,TSC測定により電流発生を確認した結果を報告する.ITO電極を接地し,Au電極に+10Vを印加し,急冷後に短絡して昇温すると,双極子分極の脱分極過程で流れる電流極性と一致して,正の電流が外部回路をAuからITOに向かい流れることを確認した.(著者抄録)