抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ペロブスカイト太陽電池は高い発電効率が報告され,研究が活発化している。ペロブスカイト太陽電池の光吸収層となるペロブスカイト薄膜の形成にはスピンコート膜を加熱して作製する手法などが利用されるものの,製膜後に大気中でペロブスカイト構造が分解して光吸収が低下することがしられている。本報告ではバーコート法を用いたペロブスカイト薄膜の製膜について,ペロブスカイト薄膜の製膜条件と薄膜形成後の分解を光吸収スペクトル測定により検討する。ペロブスカイト薄膜の形成は,CH
3NH
3IとPbI
2の1:1molのジメチルスルホキシド溶液を前駆体溶液としてバーコート法で成膜し,100°Cで加熱することで行った。製膜条件として前駆体溶液の濃度を0.5及び0.8mol/Lの場合について検討した。ペロブスカイト薄膜の形成をCH
3NH
3PbI
3ペロブスカイト薄膜のバンドギャップに対応した波長780nmの吸光度の増加により評価した。その結果,前駆体溶液の濃度が0.5及び0.8mol/Lの両方の場合にバンドギャップに対応した吸収スペクトルが現れた。また,溶液濃度が大きい0.8mol/Lのペロブスカイト薄膜は,製膜後に大気中で保管した場合に光吸収の低下が抑えられていることもわかった。バーコート法により製膜したCH
3NH
3PbI
3ペロブスカイト薄膜は作製条件により大気中で安定な薄膜を形成できることを示唆している。(著者抄録)