抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近年,その優れたパッケージ効率と宇宙での広い展開可能面積により,太陽系宇宙ステーションやアンテナなどの宇宙展開可能な膜構造に対する注目が高まっている。ポリマーと織物は膜として一般的に使用されているが,それらは低い熱容量と伝導率を有し,高周波集積回路のような高熱散逸エレクトロニクスに不適当である。本研究では,アレー素子数4096個,予想発熱量約256Wの次世代通信宇宙アンテナの膜材料として,高導電性だが脆い材料であるグラファイトシートの使用可能性を検討する。本研究は,膜材料としてグラファイトシートの実現可能性を実証するために,製作,熱試験,および高分解能イメージングを含んだ。さまざまな折り目位置,部分的な破断の適用,および折り目サポートとしてポリイミドテープを追加した4つの異なるサンプルが試験された。これらの結果は,折りたたみ線と破壊の適用が熱抵抗を増加させることを示した。さらに,折り線を付ける前にポリイミドテープを追加することで,耐熱性が向上した。これらの知見は,グラファイトシートが宇宙展開可能なアンテナのための膜材料としての可能性を有することを示唆する。(翻訳著者抄録)