抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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HPC・クラウドシステムでは,ノードごとに大容量メモリを固定割り当てするため,導入コストや消費電力の増大が深刻な課題となっている.その解決策の一つとして,Compute Express Link(CXL)2.0規格に基づくメモリプールシステムが注目されており,それによって複数ノード間でメモリ資源を効率的に共有・柔軟に割り当てるアプローチが可能になる.本研究では,H3社製Falcon C5022モジュールを用いて1TiBのCXLメモリプールを構築し,Intel Granite Rapids CPU搭載サーバ上で実機性能評価を実施した.具体的には,Intel Memory Latency Checker v3.11によるメモリアクセスレイテンシ測定とSTREAMベンチマークによるバンド幅評価を行い,その結果をもとにCXLメモリプール技術の性能特性を定量的に明らかにした.最後に,得られた知見を踏まえ,CXLメモリプールの最適設計や運用に向けた実用的な指針について議論する.(著者抄録)