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J-GLOBAL ID:200902264306974920   整理番号:09A1100362

シキミ酸およびフラボノイド生合成における構造遺伝子の発現バランスはカキ(Diospyros kaki Thunb.)果実におけるプロアントシアニジンの蓄積の差異を引き起こす

Expression balances of structural genes in shikimate and flavonoid biosynthesis cause a difference in proanthocyanidin accumulation in persimmon (Diospyros kaki Thunb.) fruit
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資料名:
巻: 230  号:ページ: 899-915  発行年: 2009年10月 
JST資料番号: C0607A  ISSN: 0032-0935  CODEN: PLANAB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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カキ果実におけるプロアントシアニジン(PA)の蓄積に関与する遺伝子を単離し,その遺伝子とPA含量およびPA組成との関係を調べた。その結果,PA生成能を欠いた変異体の果実では,シキミ酸とフラボノイド生合成経路の構造遺伝子およびフェノール化合物の蓄積に関与する転移酵素と相同な転移酵素をエンコードする遺伝子が下方制御を受けていた。また,本変異体ではエピガロカテキンとエピガロカテキン-3-O-ガレートの量が著しく低かった。さらに,本変異体では,フラボノイド3’5’ヒドロキシラーゼ(F3’5’H)とアントシアニジンレダクターゼ(ANR)が著しい下方制御を受け,フラボノイド3’水酸化(F3’H)およびロイコアントシアニジンレダクターゼ(LAR)遺伝子の発現は一定であった。これらの結果から,カキ果実におけるPAの蓄積にはF3’5’H遺伝子とANR遺伝子の発現が重要であると考えた。
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分類 (3件):
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物質の代謝  ,  植物の生化学  ,  遺伝子発現 
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