文献

J-GLOBAL ID：201002243360772031   整理番号：10A0586780

高温超伝導バルク磁極装置に発生する静磁場を用いた永久磁石の着磁技術

著者 (9件)： 川崎信隆 (新潟大) ,  村谷知樹 (新潟大) ,  今井順 (新潟大) ,  小川純 (新潟大) ,  福井聡 (新潟大) ,  佐藤孝雄 (新潟大) ,  岡徹雄 (新潟大) ,  伊藤佳孝 (イムラ材研) ,  寺沢俊久 (イムラ材研)
資料名： 低温工学・超電導学会講演概要集  (低温工学・超電導学会秋季講演概要集)
巻： 82nd  ページ： 138  発行年： 2010年05月12日 
JST資料番号： G0564B  ISSN： 0919-5998  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 電気自動車や燃料電池自動車にはモータが搭載されており,そのモータ内にある永久磁石の着磁方法は鉄のヨークを使用するので,その飽和磁束密度の影響で2T以上の着磁磁場を発生することが困難になっている。一方,高性能な希土類磁石の着磁には2.5T以上の磁場が必要とするため,モータ自体の設計自由度を下げることになる。高温超伝導バルク磁石(以下バルク磁石)は,3Tもの強磁場を捕捉することができ,在来のパルス着磁で発生してしまう熱や,冷却用の大量の水が必要ないために安全に着磁を完了することができる。本報告ではバルク磁石による,新たな着磁方法の提案をねらう。今回はバルク磁石を用い,長さ76mmの試料に10 mm間隔で静磁場着磁を施し,試料表面に完全に着磁された8つの磁極をN・S交互に着磁することに成功したので報告をする。

シソーラス用語： *高温超伝導体 ,  静磁場 ,  *永久磁石 ,  *磁極 ,  走査 ,  *磁束分布 ,  磁場勾配 ,  磁化 ,  超伝導磁石
準シソーラス用語： Gifford-McMahon冷凍機 ,  *バルク超伝導体 ,  *着磁

分類 (1件)： 電磁石  (NA05080G)

タイトルに関連する用語 (6件)： 高温超伝導 ,  バルク ,  磁極 ,  静磁場 ,  永久磁石 ,  着磁