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J-GLOBAL ID：201302288131322150   整理番号：13A1044187

ホイスラー化合物熱電材料の実用化研究-材料設計からモジュール開発まで-

Practical Development of Heusler-Type Thermoelectric Materials: From Material Design to Module Fabrication

著者 (2件)： 西野洋一 (名古屋工大 大学院工学研究科) ,  三上祐史 (産業技術総合研 サステナブルマテリアル研究部門)
資料名： 日本物理学会誌
巻： 68  号： 6  ページ： 350-357  発行年： 2013年06月05日 
JST資料番号： F0221A  ISSN： 0029-0181  CODEN： NBGSA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 熱電発電により,自動車の廃熱のように従来は利用が難しいとされてきた低品位の熱エネルギーによっても直接発電が可能である。熱電材料を実用化するには,熱電性能と電子構造との相関から発電効率を追求していくだけでなく,熱電モジュールにおける素子の接合性や耐久性など重要な課題がある。本稿では,ホイスラー化合物熱電材料を取り上げ,擬ギャップ工学による材料設計から自動二輪車に搭載できる熱電モジュールの開発まで一貫して行ってきた実用化研究について紹介する。(著者抄録)

シソーラス用語： *ホイスラー合金 ,  *熱電材料 ,  材料設計 ,  *熱電発電 ,  *熱起電力 ,  電子構造 ,  エネルギー変換効率 ,  発電機 ,  *擬ギャップ ,  内燃機関 ,  *廃熱利用 ,  実用化 ,  *自動車 ,  *鉄合金 ,  バナジウム含有合金 ,  アルミニウム含有合金 ,  金属間化合物 ,  *自動車排出ガス
準シソーラス用語： *自動車排気ガス ,  自動車用発動機 ,  発電効率

分類 (3件)： 金属結晶の電子伝導  (BM03033M) ,  熱電発電,熱電子発電  (NB03080V) ,  排ガス処理  (PB02060U)

引用文献 (38件)：

• 西野洋一. まてり. 2005, 44, 648
• Nishino, Y. The Science of Complex Alloy Phasa. 2005, 325
• Nishino, Y. Phys. Rev. Let. 1997, 79, 1909
• Guo, G.Y. J. Phys.: Condens. Matty. 1998, 10, L119
• Singh, D.J. Mazin: Phys. Rev. B. 1998, 57, 14352

タイトルに関連する用語 (7件)： ホイスラー化合物 ,  熱電材料 ,  実用化 ,  研究 ,  材料設計 ,  モジュール ,  開発