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J-GLOBAL ID:201502207759344050   整理番号:15A0782682

水中浸漬試験を実施したモルタル供試体の膨張性状に及ぼすエトリンガイト生成起源の影響

The Effect of Ettringite-Generating Origin on the Expansion Characteristics of Mortar Specimens during Water Immersion Test
著者 (4件):
資料名:
巻: 64  号:ページ: 463-470 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: F0385A  ISSN: 0514-5163  CODEN: ZARYA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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セメント・コンクリートにおける「膨張」と「ひび割れ」は,近年,土壌中の硫酸ナトリウム,硫酸マグネシウムといった硫酸塩によるコンクリートの膨張劣化が注目されている。また,土壌中の外来硫酸塩による古典的な硫酸塩劣化(ESA)と区別して,セメント・コンクリート中の石こう等の内在硫酸塩によるコンクリートの膨張劣化(ISA)が報告されると,両者を総称した遅延エトリンガイト(Ett)生成(Delayed Ettringite Formation:DEF)による劣化やそのメカニズムに関する研究が盛んになった。Ettは,結晶成長する空間が乏しいと成長が阻害されるC-S-Hのような水和物と異なり,非常に狭い空間でも結晶成長を続け,膨張・ひび割れを引き起こすという根本的な問題への解答はまだない。そこで,本研究では,セメントペースト中の「Ett生成起源」に着目整理することで,モルタルの膨張性状を評価することを目的とし,普通ポルトランドセメントに,フライアッシュ,シリカヒュームという各種混和材を混和し,モルタル供試体に水中浸漬試験を行い,構成化合物ごとのEtt生成量を指標とすることで,モルタルの膨張性状を評価した。
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分類 (1件):
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モルタル,コンクリート 
引用文献 (28件):
  • 1) M. Kawamura, “Alkali-aggregate reactions - State of the art.”, Concrete Journal, Vol.24, No.11, pp.5-11 (1986).
  • 2) N. Yoshida, “Deterioration of concrete due to crystal growth of sodium sulfate”, Doctoral Thesis (2011)Tokyo Institute of Technology.
  • 3) Y. S. lee, T. Saito, T. Uchida and N. Otsuki, “Influence of replacement of anhydrous gypsum and limestone powder at blast furnace slag cement on sulfate attack”, Journal of the Society of Materials Science, Vol. 59, No. 10, pp.737-742 (2010) .
  • 4) N. Yoshida and K. Yamada, “Thaumasite form of sulfate attack-A review of the deterioration mechanism and the evaluating method of risk-”, Concrete Journal, Vol.43, No.6, pp.20-27 (2005).
  • 5) H. Hirao, “Form of Sulfate Attack-Delayed Ettringite Formation (DEF)”, Concrete Journal, Vol.44, No.7, pp44-51 (2006).
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