特許
J-GLOBAL ID:201603006585622132

通信システム及び通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 河野 英仁 ,  河野 登夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-235783
公開番号(公開出願番号):特開2016-100726
出願日: 2014年11月20日
公開日(公表日): 2016年05月30日
要約:
【課題】受信ノードがメッセージの遅延時間又は生成時点等を推定することができ、この推定機能を低コストで実現することができる通信システム及び通信装置を提供する。【解決手段】ECU3の遅延時間推定部41は、送信ノードが時刻情報を付与せずとも、自らが受信したメッセージが他のメッセージと連続的に送信されたものであるか否かを判定する。受信メッセージが他のメッセージと連続的に送信されたものである場合、この受信メッセージはアービトレーション処理により遅延している可能性があるため、遅延時間推定部41は、受信メッセージ以前に連続する一又は複数の他のメッセージの優先度を調べ、各メッセージの優先度に応じて受信メッセージがアービトレーション処理により遅延した時間を推定する。生成時点推定部42は、遅延時間推定部41が推定した遅延時間に基づいて、受信したメッセージが送信元のECUにより生成された時点を推定する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
共通の通信線を介して互いに接続され、優先度に係る情報が付されたメッセージを生成するメッセージ生成部、該メッセージ生成部が生成したメッセージに応じた信号を前記通信線に出力することで該メッセージを送信するメッセージ送信部及び前記通信線に対するサンプリングにより信号を取得して前記情報に応じて該信号に係るメッセージを受信するメッセージ受信部を有する複数の通信装置と、前記複数の通信装置によるメッセージの送信が衝突した場合に、該メッセージの優先度に応じて送信順序を調停する調停手段とを備え、前記複数の通信装置が共通の通信線を介して互いにメッセージの送受信を行う通信システムにおいて、 少なくとも1つの通信装置は、 前記メッセージ受信部が受信したメッセージが他のメッセージと連続的に送信されたものであるか否かを判定する判定部と、 受信メッセージが連続的に送信されたものであると前記判定部が判定した場合に、前記受信メッセージ以前に連続する一又は複数のメッセージの優先度に応じて、前記受信メッセージが前記調停手段の調停により遅延した時間を推定する遅延時間推定部と を有すること を特徴とする通信システム。
IPC (2件):
H04L 12/40 ,  H04L 12/407
FI (2件):
H04L12/40 M ,  H04L12/407
Fターム (7件):
5K032AA04 ,  5K032BA06 ,  5K032CA08 ,  5K032CB04 ,  5K032CC01 ,  5K032EA02 ,  5K032EA06
引用特許:
出願人引用 (2件)

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