特許
J-GLOBAL ID:201703001664689060
3軸能動制御型磁気軸受及びその組立方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (5件):
光石 俊郎
, 光石 春平
, 田中 康幸
, 松元 洋
, 山田 哲三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-221158
公開番号(公開出願番号):特開2017-089766
出願日: 2015年11月11日
公開日(公表日): 2017年05月25日
要約:
【課題】組立性を向上させた3軸能動制御型磁気軸受及びその組立方法を提供する。【解決手段】ラジアル制御用固定子5の外周部のスリット5aに永久磁石7を各々挿入し、これら永久磁石7を組み込んだラジアル制御用固定子5を第1及び第2スラスト制御用固定子1,2に形成される空間内に収容する構成である。これにより、大形なリング形状の永久磁石を使用する従来構造に比べて、磁気軸受の組立性が向上する。特に、平板形状の小型の永久磁石7を使用すると、より一層組立性が向上する。更に、ラジアル制御用固定子5の内周側のティース5bにラジアル巻線6を各々巻回し、これら永久磁石7及びラジアル巻線6を組み込んだラジアル制御用固定子5を第1及び第2スラスト制御用固定子1,2に形成される空間内に収容する構成とすれば、より一層組立性が向上する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
3軸方向に軸支持力を発生する3軸能動制御型磁気軸受において、
前記軸支持力を受けて回転可能な回転子と、
前記回転子を取り囲む円筒部分と、前記円筒部分の軸方向一方向側に配置された円環状部分とを備えた第1スラスト制御用固定子と、
前記円筒部分の軸方向他方向側に取り付けられる円環状部分である第2スラスト制御用固定子と、
前記第1及び第2スラスト制御用固定子に形成される空間内に収容されるラジアル制御用固定子、ラジアル巻線、永久磁石及びスラスト巻線とを備え、
前記ラジアル制御用固定子は、略リング状であり、内周側にティースが少なくとも3個以上備えられると共に外周部に周方向等間隔にスリットが形成され、
前記ラジアル巻線は、前記ティースに各々巻回され、
前記永久磁石は、前記スリットに各々挿入され、
前記スラスト巻線の一方は、前記第1スラスト制御用固定子の前記円筒部分、前記円環状部分及び前記ラジアル制御用固定子との間において周方向に巻回され、前記スラスト巻線の他方は、前記第1スラスト制御用固定子の前記円筒部分、前記第2スラスト制御用固定子の前記円環状部分及び前記ラジアル制御用固定子との間において周方向に巻回され、
前記ラジアル巻線により前記ラジアル制御用固定子において径方向に発生するラジアル磁束と、前記永久磁石により前記ラジアル制御用固定子において放射状に、或いは、その逆に発生するバイアス磁束との重ね合わせによって生じる磁束密度の不平衡によって、前記回転子に対してラジアル方向2軸の軸支持力が発生する一方、
前記スラスト巻線により発生し、前記円環状部分から前記回転子又は前記円筒部分に向かって方向を変え、更に前記ラジアル制御用固定子へ方向を変えるスラスト磁束と、前記永久磁石により発生し、前記各円環状部分から前記回転子の中央に向かって、或いは、その逆に前記回転子の中央から前記各円環状部分に向かって方向をそれぞれ変えるバイアス磁束との重ね合わせによって生じる磁束密度の不平衡によって、前記回転子に対してスラスト方向1軸の軸支持力が発生する
ことを特徴とする3軸能動制御型磁気軸受。
IPC (3件):
F16C 32/04
, H02K 7/09
, H02K 15/02
FI (3件):
F16C32/04 A
, H02K7/09
, H02K15/02 Z
Fターム (20件):
3J102AA01
, 3J102BA03
, 3J102BA19
, 3J102CA17
, 3J102CA40
, 3J102DA03
, 3J102DA09
, 3J102DA26
, 3J102DA27
, 3J102DB05
, 3J102DB10
, 3J102DB11
, 3J102GA13
, 3J102GA20
, 5H607GG19
, 5H607GG21
, 5H615AA01
, 5H615PP25
, 5H615SS09
, 5H615SS11
引用特許: