特許
J-GLOBAL ID:201703010937875375

電気化学測定方法、電気化学測定装置及びトランスデューサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 中尾 直樹 ,  中村 幸雄 ,  義村 宗洋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-055283
公開番号(公開出願番号):特開2017-116517
出願日: 2016年03月18日
公開日(公表日): 2017年06月29日
要約:
【課題】溶液中の生体サンプルで生成または消費される化学物質を電気化学的に測定する電気化学測定において、測定感度の向上を図る方法を提供する。【解決手段】化学物質と電子の授受を行なって酸化還元反応をさせる作用極の電極面の寸法と、生体サンプルの寸法とを与件に含み、生体サンプルにおいて化学物質が生成または消費される化学反応の速度と、溶液中の化学物質の濃度分布の変化と、電極面における化学物質との電子の授受の速度とに基いて作用極に流れる電流を計算するシミュレーションを、生体サンプルと電極面との電極面に対する垂直方向距離を変数として行って、電流が最大値となる点を含み電流が最大値の90%以上の大きさとなる垂直方向距離の範囲を求め、溶液中において生体サンプルを、電極面から電極面に対する垂直方向に前記範囲に属する距離だけ離間させて測定を実行する。【選択図】なし
請求項(抜粋):
溶液中の生体サンプルで生成または消費される化学物質を電気化学的に測定する電気化学測定方法であって、 前記化学物質と電子の授受を行なって酸化還元反応をさせる作用極の電極面の寸法と、前記生体サンプルの寸法とを与件に含み、前記生体サンプルにおいて前記化学物質が生成または消費される化学反応の速度と、前記溶液中の前記化学物質の濃度分布の変化と、前記電極面における前記化学物質との電子の授受の速度とに基いて前記作用極に流れる電流を計算するシミュレーションを、前記生体サンプルと前記電極面との前記電極面に対する垂直方向距離を変数として行って、前記電流が最大値となる点を含み前記電流が前記最大値の90%以上の大きさとなる前記垂直方向距離の範囲を求め、 前記溶液中において前記生体サンプルを、前記電極面から前記電極面に対する垂直方向に前記範囲に属する距離だけ離間させて測定を実行することを特徴とする電気化学測定方法。
IPC (2件):
G01N 27/416 ,  C12M 1/34
FI (3件):
G01N27/46 301G ,  G01N27/46 336M ,  C12M1/34 B
Fターム (4件):
4B029AA07 ,  4B029AA27 ,  4B029BB11 ,  4B029FA01
引用特許:
出願人引用 (1件)
引用文献:
前のページに戻る