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J-GLOBAL ID：201902220777705566   整理番号：19A2762502

ミリ波FM-CWレーダを用いた交通監視におけるターゲットの識別に関する検討

Study on Target Identification in Traffic Monitoring Using Millimeter Wave FM-CW Radar

著者 (3件)： 西村和真 (新潟大 大学院自然科学研究科) ,  堀内貴裕 (新潟大 大学院自然科学研究科) ,  山田寛喜 (新潟大 大学院自然科学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 119  号： 168(AP2019 47-69)(Web)  ページ： 49-54 (WEB ONLY)  発行年： 2019年08月14日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,レーダを用いた交通監視システムが注目を集めており,ターゲットの識別に関する研究が盛んに行われている.レーダによるターゲットの識別の重要な特徴量の1つとしてドップラ周波数があり,レーダのデータに短時間フーリエ変換を適用することによって時間-ドップラ周波数解析を行うことができる.人間等のドップラ周波数に周期性があるターゲットは時間-ドップラ周波数解析によって識別が容易であるが,自転車や自動車等のドップラ周波数に顕著な周期性がないターゲットは識別手法に工夫が必要となる.本稿では,FM-CWレーダの実験データに時間-ドップラ周波数解析を施し,解析結果からターゲットの速度の標準偏差を計算することで,短時間のレーダ観測時間でターゲットの識別が可能であることを示す.(著者抄録)

シソーラス用語： *レーダ ,  CWレーダ ,  *交通監視施設 ,  特徴抽出 ,  周波数シフト ,  周波数解析 ,  速度 ,  標準偏差 ,  *物体認識 ,  実現可能性
準シソーラス用語： Doppler周波数 ,  FMCWレーダ ,  ミリ波レーダ

分類 (2件)： レーダ  (ND13010H) ,  交通管制・規制  (TB01032S)

引用文献 (5件)：

• 秋田 学,深町 弘毅,渡辺 優人,稲葉 敬之,“2周波レーダを用いた歩行人物の特徴量抽出,” 信学論(B),vol.J97-B,no.8,pp.677 -687,Aug.2014.
• 中村 真帆,渡辺 一宏,秋田 学,渡辺 優人,稲葉 敬之,“ 多周波ステップCPCレーダ及び機械学習アルゴリズムを用いた車両と歩行人物認識のための短時間特徴量,”信学技報,vol.116,no.469, pp.7-12,Feb.2017.
• C. Hornsteiner and J. Detlefs en, “Characterisation of human gait using a continuous wave radar at 24 GHz,” Advances in Radio Science, 6, pp.67 -70, 2008.
• T. Dogaru, C. Le, and G. Kirose, “Time-frequency analysis of a moving human Doppler signature,” ARL-TR-4728, US Army Research Laboratory, Adelphi, MD, 2009.
• Y. Kim, H. Ling, “Human activity classification based on micro-doppler signatures using a support vector machine,” IEEE Trans. Geosci. Remote Sens.,vol.47, no.5, pp.1328 -1337, May 2009.

タイトルに関連する用語 (5件)： ミリ波 ,  FM-CWレーダ ,  交通 ,  ターゲット ,  識別