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J-GLOBAL ID：201902270285680210   整理番号：19A0148474

社会実装学とこれからの化学工学 温泉熱発電技術の社会実装と産学連携マネジメント

著者 (1件)： 松田圭悟 (山形大 大学院理工学研究科)
資料名： 化学工学  (Chemical Engineering of Japan)
巻： 83  号： 1  ページ： 61-63  発行年： 2019年01月05日 
JST資料番号： F0099A  ISSN： 0375-9253  CODEN： KKGKA4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・山形県米沢市小野川温泉における温泉熱発電技術の社会実装と産学連携マネジメントの紹介。
・作動流体に有機物や代替フロンなど比較的低沸点の物質を用い,熱源の温度が373Kの場合でもその蒸気が膨張機を駆動させることで発電するバイナリーサイクルを用いた発電技術およびアンモニア:水の組成が0.75::0.25の作動流体の採用。
・本作動流体を採用し流量800kmolでサイクル循環させた際に71.4kWの発電出力が得られる計算結果および初期投資1億円と仮定した場合でも約6年程度の減価償却期間の推察。
・バイナリーサイクル発電技術を開発したアネスト岩田社,小野川温泉源泉組合,山形大学の3者間共同研究開発契約の締結および平成27年秋からの社会実装フェーズでの研究開発の開始。

シソーラス用語： *二流体発電 ,  *温泉 ,  アンモニア ,  水溶液 ,  流体 ,  実装 ,  出力 ,  産学協同
準シソーラス用語： *バイナリサイクル発電 ,  アンモニア水 ,  作動流体 ,  発電出力

分類 (1件)： その他の発電  (NB03140M)

引用文献 (5件)：

• 環境省:IPCC再生可能エネルギー源と気候変動緩和に関する特別報告書(2011)
• 山田茂登,小山弘:小型バイナリー発電システム,p.78,富士時報(2005)
• http://www.anest-iwata.co.jp/news/nedo.html
• https://www.yamagata-u.ac.jp/jp/information/info/20151117_02/
• https://www.mindtheproduct.com/2017/09/understanding-design-thinking-lean-agile-work-together/

タイトルに関連する用語 (6件)： 社会実装 ,  化学工学 ,  温泉 ,  熱発電 ,  産学連携 ,  マネジメント