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J-GLOBAL ID:202002212943668404   整理番号:20A2612547

海上輸送によるカキ ‘中谷早生’ の東南アジア輸出時の軟化抑制技術の確立

Control of Fruit Softening during Marine Transport Bound for Southeast Asia in ‘Nakatani-Wase’ Persimmon
著者 (11件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 299-307(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: L4829A  ISSN: 1347-2658  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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極早生の渋ガキ ‘中谷早生’ の東南アジア海上輸出に向けた軟化抑制技術として脱渋と1-MCP (1-methylcyclopropene) の同時処理と輸送中の包装方法の組み合わせを検討した.海上輸送シミュレーションでは,防湿段ボール箱単独区では果実軟化が進行したが,いずれの包装条件でも1-MCP処理果実は軟化しなかった.現地到着後の流通想定期間には,1-MCP処理と組み合わせたMA (Modified Atmosphere) 個包装や箱単位のMA大袋包装により,低温下では10日間以上,室温下でも7日間ほとんど軟化果実は発生しなかった.一方,一般および防湿段ボール箱では,低温下では5日目以降に,常温下では急速に果実軟化が進行した.シンガポールへの海上輸送による実証試験では,1-MCP処理と輸送期間中の箱単位でのMA大袋包装の併用により,港到着時に軟化果実の発生はなく,その後,室温下に保持しても到着6日後の軟化率は13.3%に抑制された.以上のことから,‘中谷早生’ のリーファーコンテナを用いた海上輸送による東南アジア輸出には1-MCP処理と箱単位でのMA包装の併用が実用的な品質保持技術となることが示された.(著者抄録)
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