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J-GLOBAL ID:202102243198496002   整理番号:21A0882841

プロセス生成を高速化する資源プール機能の実現と評価

Implementation and Evaluation of Resource Pooling Function for High-speed Process Creation
著者 (3件):
資料名:
巻: 62  号:ページ: 443-454 (WEB ONLY)  発行年: 2021年02月15日 
JST資料番号: U0452A  ISSN: 1882-7764  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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最近のクラウドコンピューティング環境においては,短命のプロセスを多数起動し,それらのプロセスの相互連携によってサービスを実現する手法が注目されている.このため,プロセス生成を高速化することは非常に重要である.そこで,分散指向永続オペレーティングシステムTenderでは,プロセス削除時にプロセスを構成する資源を削除せずに保持し,プロセス生成処理時に再利用することでプロセスの生成処理と削除処理を高速化する手法が提案されている.しかし,この手法は,再利用する資源がない場合,プロセス生成処理を高速化できない.また,再利用する資源として保持されている量は再利用されないことにより単調増加するため,未使用メモリの枯渇を招き,新たな資源を生成できなくなる恐れがある.そこで,本論文では,これらの問題に対処する資源プール機能を提案する.資源プール機能は,プロセスを構成する資源を再利用する処理に加え,資源追加処理と資源削減処理を持つ.評価として,プロセス生成処理における各資源の再利用効果,基本評価とWebサーバの応答時間による資源プール機能の有効性,およびLinuxとの比較を述べる.(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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計算機システム開発  ,  オペレーティングシステム 
引用文献 (18件):
  • 谷口秀夫,青木義則,後藤真孝,村上大介,田端利宏: 資源の独立化機構による Tender オペレーティングシステム,情報処理学会論文誌,Vol.41, No.12, pp.3363-3374 (2000).
  • 田端利宏,谷口秀夫:プロセス構成資源の効率的な再利用を目指した資源管理方法の提案,情報処理学会論文誌: コンピューティングシステム,Vol.44, No.SIG10(ACS2), pp.48-61 (2003).
  • 石井陽介,谷口秀夫:位置透過に利用可能な構成要素を用いたプロセス変身機能,情報処理学会論文誌,Vol.44, No.7, pp.1666-1679 (2003)
  • 佐伯顕治,田端利宏,谷口秀夫:Tender の資源再利用機能を利用した高速 fork & exec 処理の実現と評価,電子情報通信学会論文誌 D,Vol.J91-D, No.12, pp.2892-2903 (2008).
  • Baumann, A., Appavoo, J., Krieger, O. and Roscoe, T.: A fork() in the road, Proc. Workshop on Hot Topics in Operating Systems (HotOS’19 ), pp.14-22 (2019).
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タイトルに関連する用語 (4件):
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