文献
J-GLOBAL ID:202102246661725268   整理番号:21A2071513

カプセル化したサッチ分解菌の糖類添加による活性維持の効果

Effect of maintaining activity by addition of sugars for microencapsulated thatch-degrading microorganism
著者 (7件):
資料名:
巻: 10  号:ページ: 37-40(J-STAGE)  発行年: 2021年 
JST資料番号: F1019A  ISSN: 2186-4942  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
芝生は,家庭や公園のような身近な場所からゴルフ場などの広域なものまで,様々な場所で利用されている。芝生が生育する場所では,管理のために定期的に芝刈りを行う必要がある。芝刈りで発生する刈かすは,堆積してサッチ層となり,芝の目詰まりや病原菌の温床となることから,芝に様々な障害を引き起こす。そこで本研究では,微生物(サッチ分解菌)の分解能力に着目し,カプセル化することでサッチ層の除去効果を持続させるための基礎的検討を目的としている。 具体的には,サッチ分解菌の選定およびアルギン酸カルシウムを璧材としたサッチ分解菌内包カプセルの調製を行い,さらに糖類溶液(グルコース,スクロース,トレハロース)による保護剤処理によって,サッチ分解菌の長期安定化を試みた。候補となる複数のサッチ分解菌でセルロースの分解試験を行った結果,Bacillus pumilus NBRC12092を選択した。保護剤処理をカプセルに対して行うことで,カプセル内の分解菌を乾燥処理による負荷から保護することができた。 保存安定性試験では,カプセルの形状を崩壊することなく保ち続け,0.2 mol/Lスクロース水溶液を用いた保護剤処理を行うことで,21日経過した後もカプセル中で約108 CFU/gと高い生菌数を保持していた。さらに,サッチの主要成分であるセルロースの分解能力も維持していた。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
造園植物  ,  公園,造園,緑化  ,  異種生物間相互作用 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る