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J-GLOBAL ID:202102274380216328   整理番号:21A2600935

地山補強材を用いた側壁との一体化による鉄道橋台の耐震工法に関する実験的検討

An Experimental Study on Aseismic Countermeasure of Railway Abutments Using Reinforcing Bars Integrated with Side Walls
著者 (5件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 191-208(J-STAGE)  発行年: 2021年 
JST資料番号: U0044A  ISSN: 1880-6341  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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橋台と背面盛土の境界面では,地震時に段差を生じた被害が数多く報告されている。橋台と背面盛土の境界面での段差は,列車走行時に脱線につながるおそれがあるため,東海道新幹線の開業以来,既設の鉄道橋台に対する地震対策が喫緊の課題となり,各種の対策工が進められてきた。既往の耐震工法は,必ずしも現行の設計基準が規定するレベル 2 地震動までは想定していない。また,主たる工事が線路上からの夜間に限定されることが多いことや,橋台前面道路の通行規制が必要になるなど,施工環境および施工効率の両面で制約が大きい。そこで,筆者らは,レベル 2 地震動に対して,既設の鉄道橋台の耐震性能を底上げでき,かつ主たる工事が橋台の側面から昼間に施工できる耐震工法の開発・実用化を目指している。本研究では,地山補強材を用いた側壁との一体化による鉄道橋台の耐震工法を提案し,その抵抗メカニズムと耐震効果の検証を目標とした傾斜実験および模型振動実験を行った。その結果,側壁接合の補強橋台は,滑動モードが支配的となり,橋台の最大抵抗力の向上,橋台の残留水平変位および橋台近傍の背面盛土の沈下を抑制できることが確認できた。(著者抄録)
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下部工 
引用文献 (28件):
  • 1) 鉄道総合技術研究所編:鉄道構造物等設計標準・同解説 変位制限, 2006.
  • 2) 岡田勝也, 那須誠ら:千葉県東方沖地震による鉄道盛土と橋台裏盛土の被害, 土と基礎, Vol.37, No.8, pp. 63-68, 1989.
  • 3) 高橋範明, 高崎秀明:東北地方太平洋沖地震における橋台背面の被害分析, SED, No.40, pp. 68-73, 2012.
  • 4) 日本国有鉄道:橋台裏耐震補強工設計の手引き(案), 1981.
  • 5) 岡田勝也, 福島弘文, 川名英二, 匹本慶一:橋台裏耐震補強工, 構造物設計資料, No.72, pp. 19-26, 1982.
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