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J-GLOBAL ID:202302238160392321   整理番号:23A0901314

準天頂衛星情報を共通の基盤とした自動車の利用が可能にする社会像の構築

Image of Society Enabled by Automobile Use with Quasi-Zenith Satellite Information as Common Infrastructure
著者 (10件):
資料名:
巻: 863  ページ: ROMBUNNO.A-863 (WEB ONLY)  発行年: 2022年12月 
JST資料番号: U2950A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究は,自動車利用において,準天頂衛星の情報が有効に活用される社会の実現可能な姿を描くことを検討し,現在の交通量調査や交通事故分析等の課題解決に向けて,準天頂衛星の高精度な位置データと関連する新しい機器(スマートプレート,スマートキー,スマートセンサー等)を活用する方法を提案している。報告書の構成は,以下の通りである。1章では,第4次産業革命の中での自動車と道路環境の関係,準天頂衛星と自動車の関係を考察し,自動車,運転者,道路環境から得られるデータの相互利用を提案している。その際の大きな課題となる位置情報等の個人情報の取り扱いについて,現状を整理している。2章では,道路交通センサス等から交通量を把握する際,課題となるゼロOD問題と細街路問題に対して,これまで得た知見を整理している。また,準天頂衛星による位置情報取得に加え,新しい機器等が車両に普及した社会を前提にして,得られる情報の交通量調査における活用と,交通量調査がどのように変容可能かについて考察する。3章では,現状の交通事故分析の課題を挙げ,新しい機器からの情報を活用する際に課題となる個人情報について,運転免許証を例に考え方を示している。また,交通事故分析での活用として,複数ドライブレコーダー,歩行者位置情報,スマートキーによる情報統合,ドライバーの運転技能提示の方法等に関して検討している。4章では,交通計画分野において観光行動を対象とする際の考え方と課題を示し,現在の観光統計とそのための調査・分析を整理し,新しい情報の活用を述べている。5章では,物流分野における新たな物流データ把握の必要性と課題を示し,欧米における最近の安全保障等の観点からの物流データの事例から,物流データの活用方法を考察する。(著者抄録)
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分類 (1件):
分類
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運輸交通・サービス一般 
引用文献 (43件):
  • (一財)日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)認定個人情報保護団体事務局、「匿名加工情報の事例集」
  • 平成26年7月 緊急時等における位置情報の取扱いに関する検討会 報告書、位置情報プライバシーレポート ~位置情報に関するプライバシーの適切な保護と社会的利活用の両立に向けて~JIPDEC pp.29-35
  • 一般財団法人日本自動車研究所 ITS 研究部 伊藤 寛、「ISO標準化活動から見た 欧州のコネクティッドカーデータへの考え方 」2018年2月19日
  • 個人情報保護委員会事務局レポート 信頼ある個人情報の利活用に向けて-事例編-
  • パーソナルデータの適正な利活用の在り方に関する動向調査(平成30年度)、報告書<別添資料>事例集 平成31年3月 株式会社 野村総合研究所
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タイトルに関連する用語 (5件):
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