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J-GLOBAL ID:202302290008017163   整理番号:23A1212485

キュウリ果実でIAAはアポプラストに高濃度で存在して緩やかに移動

著者 (2件):
資料名:
巻: 98  号:ページ: 401-405  発行年: 2023年05月01日 
JST資料番号: G0801A  ISSN: 0369-5247  CODEN: NOOEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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・植物ホルモンの一つインドール酢酸(IAA)は茎の伸長,器官分化に影響するが,果実成長への影響を知るため,キュウリ果実を使ってアポプラスト液とシンプラスト液の濃度差の比較と極性輸送の解析を企図。
・処理方法,アポプラスト溶液とシンプラスト溶液の採取法,果実の部位別の生体中の変化等を解説。
・その結果,すべての部位でアポプラスト液でIAA高濃度であること等からIAAは果実の特定部位でなく,全部位で合成されていると結論。
・果実内のIAAの極性輸送を見たところ,果皮において,3部位で一様に茎側に向かって,また,胎座部では花側に向かって移動していることが判明。
・結論として,胎座部で合成されたIAAは緩やかに物理拡散,果皮からは極性輸送でつるへ移動,つるからは極性で根へ移動と判明。
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分類 (2件):
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野菜  ,  植物ホルモン 
物質索引 (1件):
物質索引
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引用文献 (13件):
  • Cosgrove, D. J. and R. E. Cleland. 1983. Solutes in the free space of growing stem tissues. Plant Physiol. 72: 326-331. https://doi.org/10.1104/pp.72.2.326
  • 児島清秀・田村裕一. 2001. LC-MS-SIMの高感度の設定条件. 質量分析. 49:237-240.
  • Kojima, K., E. Ohtake and Z. Yu. 2002. Distribution and transport of IAA in tomato plants. Plant Growth Regul. 37: 249-254.
  • Kojima, K. Y. Tamura, M. Nakano, D. Han and Y. Niimi. 2003. Distribution of indole-acetic acid, gibberellin and cytokinins in apoplast and symplast of parthenocarpic tomato fruits. Plant Growth Regul. 41: 99-104.
  • 児島清秀. 2004. トマトの内生植物ホルモン (1) 根・茎・葉におけるオーキシンの分布と輸送. 農業および園芸. 79(6):672-676.
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