研究者

J-GLOBAL ID：200901095574098318 更新日: 2024年11月07日

多根正和

タネマサカズ | Tane Masakazu

所属機関・部署：
職名：教授
ホームページURL (1件)： http://www.mat.eng.osaka-u.ac.jp/mse6/

研究分野 (1件)：構造材料、機能材料

研究キーワード (12件)：相転移 , 相変態 , 単結晶 , チタン合金 , Titanium alloys , Porous metals , Elastic modulus , Ultrasonic mesurement , Micromechanics , 力学特性 , 結晶弾性論 , マイクロメカニックス

競争的資金等の研究課題 (20件)：

2024 - 2027 「ナノスケールの力学緩和制御」を利用した生体用Ti合金の新規低弾性率化手法の構築
2024 - 2026 超温度場での特異な組織形成を利用した生体材料の高機能化のための材料設計指針の構築
2022 - 2025 相転移起源・動的原子シャッフリングの協力現象に起因したナノ組織形成・力学特性変化
2022 - 2024 超温度場・3Dプリントによるバイオマテリアルの高機能化のための組織制御指針の構築
2021 - 2024 「統計力学的な合金組成ゆらぎの制御」による生体用合金の新規低弾性率化手法の構築

2021 - 2023 構造・組織型ミルフィーユ材料における弾性不均質性とそれに起因した応力・ひずみ分配

2019 - 2023 ゆらぎ誘起原子シャッフリングの格子動力学と変形挙動との相関

2019 - 2022 Ti合金における変形誘起相変態に起因した弾性率軟化現象の解明と生体材料への応用

2019 - 2021 ミルフィーユ構造における硬質・軟質層の原子結合状態を反映した弾性不均質性の解明

2017 - 2020 bcc系Ti合金において発現する“室温時効に伴う”特異な相変態および力学特性変化

2015 - 2018 “単結晶育成が極めて困難な”Mg合金およびMg基化合物相の単結晶弾性特性の解明

2014 - 2017 “単結晶育成を必要としない単結晶弾性率の決定方法”の構築と生体用金属材料への応用

2014 - 2016 濃化層におけるクラスター構造を反映したLPSO相の弾性率および熱膨張の解明

2012 - 2014 力学系および組織形成シミュレーションに不可欠なLPSO相単相の単結晶弾性率の解明

2010 - 2012 マイクロマシーニングによる強力骨組織アンカー型ポーラスインプラントの開発

2009 - 2010 微細組織に依存するβ型チタン合金の弾性特性の解明とその低ヤング率化

2009 - 2010 ガス化合物添加による貫通孔型ポーラス金属の製法開発と電子・医療機器材料への応用

2005 - 2009 革新的金属ナノ中空球および金属ナノチューブの創製と機能性解明

2007 - 2008 マテリアル・ボーンバイオロジーの構築

2003 - 2004 無垢の鉄よりも4倍の比強度をもつ軽量高強度鉄の創製

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論文 (118件)：

多根正和. β型Ti-V 基合金において生じる無拡散等温オメガ変態に及ぼすAl および酸素添加の影響. チタン. 2024. 72. 4. 296-300
Tsuyoshi Mayama, Takuya Ishimoto, Masakazu Tane, Ken Cho, Koki Manabe, Daisuke Miyashita, Shota Higashino, Taichi Kikukawa, Hiroyuki Y. Yasuda, Takayoshi Nakano. Novel strengthening mechanism of laser powder bed fusion-manufactured Inconel 718: Effects of customized hierarchical interfaces. Additive Manufacturing. 2024. 93
多根正和, 渡辺博行. マグネシウムの弾性特性および振動減衰能. 軽金属. 2024. 74. 6. 259-268
中野貴由, 石本卓也, 松垣あいら, 小笹良輔, ゴクチェカヤオズカン, 安田弘行, 趙研, 小泉雄一郎, 奥川将行, 吉矢真人, et al. 金属3Dプリンティングの特異界面形成によるカスタム力学機能制御学の構築~階層化異方性骨組織に学びつつ~. まてりあ. 2024. 63. 1. 36-41
多根正和. 凍結された合金組成ゆらぎに支配される無拡散等温オメガ変態および動的原子シャッフリング. 材料. 2023. 72. 9. 638-641

MISC (85件)：

多根正和. β 型 Ti 合金において室温近傍での時効によって生じる無拡散等温オメガ変態およびそれに伴う弾性率増加. チタン. 2022. 70. 1. 38-43
多根正和. チタンおよびチタン合金の弾性特性. 軽金属. 2018
笠谷周平, LUCKABAUER Martin, 岡本範彦, 多根正和, 市坪哲. 室温付近におけるTi-V合金の相変態挙動. 日本金属学会講演概要(CD-ROM). 2018. 162nd
多根正和, 梅田旭洋, 関野徹, 中野貴由, 岡本範彦, 市坪哲. bcc系チタン合金において生じる室温時効に伴う弾性率増加. 日本金属学会講演概要(CD-ROM). 2018. 162nd
笠谷周平, LUCKABAUER Martin, 岡本範彦, 多根正和, 市坪哲. Ti-V合金の低温における微細なω相の形成とそれを利用したα相析出強化の検討. 日本金属学会講演概要(CD-ROM). 2018. 163rd

書籍 (3件)：

バイオマテリアル研究の最前線
日本金属学会 2014
マクロおよびナノポーラス金属の開発最前線
シーエムシー出版 2011
Cellular and Porous Materials: Thermal Properties Simulation and Prediction, edited by Andreas Ochsner, Graeme E. Murch, Marcelo J. S. de Lemos
WILEY-VCH Verlag GmbH & Co. KGaA 2008

講演・口頭発表等 (11件)：

微視的弾性論を基軸とした材料研究および設計 ~実験科学と計算科学との連携を中心に~
(大阪冶金会講演会 2024)
チタンおよびチタン合金の弾性特性
(チタンの基礎・応用に関する教育講座(5) 2024)
力学特性の向上に向けた炭素繊維内部の結晶子の応力下歪み状態の解析
(第50回炭素材料学会年会 2023)
Elastic properties of additively manufactured biomedical Ti alloys
(The 11th Pacific Rim International Conference on Advanced Materials and Processing (PRICM11) 2023)
Anisotropic elastic properties of biomedical Ti alloys prepared by additive manufacturing
(The 1st international conference on Creation of Materials by Superthermal Field 2023 (CMSTF2023) 2023)

学歴 (3件)：

2002 - 2004 大阪大学大学院基礎工学研究科システム人間系専攻博士後期課程(期間短縮)
2000 - 2002 大阪大学大学院基礎工学研究科システム人間系専攻博士前期課程
1996 - 2000 大阪大学基礎工学部

学位 (1件)：

博士(工学) (大阪大学)

経歴 (12件)：

2024/04 - 現在大阪大学大学院工学研究科マテリアル生産科学専攻教授
2023/10 - 2024/03 大阪大学大学院工学研究科非常勤講師
2022/04 - 2024/03 大阪公立大学大学院工学研究科教授
2022/01 - 2024/03 大阪大学大学院工学研究科マテリアル生産科学専攻招聘教授
2022/10 - 2023/03 大阪大学大学院工学研究科非常勤講師

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委員歴 (6件)：

2019/04 - 2026/03 日本金属学会講演大会委員会委員
2011/08 - 2021/03 日本学術振興会合金状態図第172委員会委員
2016/04 - 2020/04 日本金属学会会誌・欧文誌編集委員会委員
2011/10 - 2020/03 日本学術振興会加工プロセスによる材料新機能発現第176委員会委員
2015/04 - 2017/04 日本金属学会会報編集委員会委員

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受賞 (21件)：

2021/02 - Acta Materialia and Scripta Materialia Outstanding Reviewer Award
2020/03 - 日本金属学会第78回日本金属学会功績賞
2017/11 - 大阪大学大阪大学賞(若手教員部門)
2017/05 - 公益財団法人本多記念会第38回本多記念研究奨励賞
2016/09 - 新学術領域研究「シンクロ型LPSO構造の材料科学 -次世代軽量構造材料への革新的展開-」優秀発表賞 H27年度シンクロLPSO合宿研究会

2016/09 - 日本金属学会第13回村上奨励賞

2013/09 - 新学術領域研究「シンクロ型LPSO構造の材料科学 -次世代軽量構造材料への革新的展開-」優秀発表賞 H25年度シンクロLPSO中間報告会

2013/08 - 大阪大学大阪大学総長奨励賞

2013/03 - 新学術領域研究「シンクロ型LPSO構造の材料科学 -次世代軽量構造材料への革新的展開-」優秀発表賞 H24年度研究成果報告会

2012/08 - 大阪大学大阪大学総長奨励賞(研究部門) 「微細組織および形態制御と平均場理論の構築による金属材料の力学機能性の研究」

2012/03 - グローバルCOEプログラム「構造・機能先進材料デザイン教育研究拠点」最優秀ポスター賞ロータス金属における高ひずみ速度圧縮下でのプラトー領域の発現メカニズムの解明

2012/02 - グローバルCOEプログラム「構造・機能先進材料デザイン教育研究拠点」論文賞

2012/02 - グローバルCOEプログラム「構造・機能先進材料デザイン教育研究拠点」論文賞 Low Young's Modulus in Ti-Nb-Ta-Zr-O Alloys: Cold Working and Oxygen Effects

2011/01 - The 12th International Symposium on Eco-materials Processing and Design Excellence Award of Poster Presentation

2009/03 - グローバルCOEプログラム「構造・機能先進材料デザイン教育研究拠点」論文賞 Peculiar elastic behavior of Ti-Nb-Ta-Zr single crystals

2008/09 - 日本金属学会第11回優秀ポスター賞 (2008年日本金属学会秋期講演大会) 変形モード制御によるポーラス材料の新たな可能性

2008 - 日本金属学会第2回 Joint JIM/TMS Young Leader International Scholar

2007/03 - 21世紀COEプログラム「構造・機能先進材料デザイン研究拠点の形成」最優秀ポスター賞弾性率測定に基づいたβ型Ti-Nb-Ta-Zr合金の相安定性と変形モードとの相関関係の解明

2006/09 - 日本金属学会第16回日本金属学会奨励賞

2006/03 - 21世紀COEプログラム「構造・機能先進材料デザイン研究拠点の形成」最優秀ポスター賞

2006/03 - 21世紀COEプログラム「構造・機能先進材料デザイン研究拠点の形成」最優秀ポスター賞ロータス型ポーラス金属間化合物の作製と機械的性質

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所属学会 (4件)：

軽金属学会 , 日本機械学会 , 日本金属学会 , 日本鉄鋼協会

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