抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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2007年7月16日の「新潟県中越沖地震」によって震源地近傍海底から出土した古木から採取した4サンプルの放射性炭素年代を測定し,そのデータを報告するとともに,それらの生育期の
14C濃度変動要因に関する検討の見通しを述べた。東京大学MALTにおいて測定した
14C年代は5420±43,5357±45,4573±52,4812±52(yrBP)で,OXCalを用いて計算した実年代は6300~5100(yrBP)だった。
14C年代較正曲線IntCal04によると,出土古木の生育期は
14C濃度変動が大きい時期だった。出土古木には
14C濃度に影響した太陽活動などの痕跡が残っている可能性がある。