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J-GLOBAL ID:200902200326271358   整理番号:08A0278043

改良ジルコニア触媒を用いたエステル化及びエステル交換

Esterification and transesterification using modified-zirconia catalysts
著者 (4件):
資料名:
巻: 339  号:ページ: 76-83  発行年: 2008年04月15日 
JST資料番号: D0691C  ISSN: 0926-860X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本論文において,トリグリセリド(TGs)のエタノールとのエステル交換及びカルボン酸(遊離脂肪酸,FFAs)のエタノールとのエステル化の両反応に用いる触媒として,改良ジルコニア(WZ,SZ及びTiZ)を同一反応条件下で広く比較した。さらに,初めてトリグリセリドの加水分解/エステル化+エステル交換の触媒反応速度を定量化した。また,同じ反応混合物の中に存在するFFAsの同時的エステル化の速度の触媒反応速度と比較した。トリカプリリン及びカプリル酸は,植物油及び動物性脂肪に典型的に存在する大きなTGs及びFFAsの反応速度に関連した反応速度を与えるので,これらを代理化合物として使用して,エステル交換反応及びエステル化に用いる触媒を比較した。TG-FFA混合物の並発反応の反応速度を測定するために,最も可能性の高いZr系触媒,WZを使用してトリカプリリン及びオレイン酸のエタノールとの反応を調べた。反応は完全混合回分式反応器を用い,温和な条件(75~120°C)で行った。TiZは,エステル交換反応に対してWZより活性を示したが,エステル化の活性は最も低かった。SZは,エステル交換及びエステル化の両反応に対して最も高活性な触媒(重量基準)であったが,顕著な硫黄損失を示し,これは長期活性を著しく低下させた。予期した通り,エステル化はエステル交換より大巾に速い速度で進行した。しかし,並発反応条件下では,TGのエステル化及び加水分解の進行に伴い生成する水の働きにより,トリグリセリドのエステル生成物への変換が大きく増大した。加水分解により生じたカプリル酸は,カプリル酸エチルへの迅速なエステル化により,反応混合物中に蓄積することはなかった。WZの活性は,遊離脂肪酸を含む原料から固体酸を触媒とする予備エステル化工程により,バイオディーゼルを如何にも効率的に製造できること,及びエステル化副生成物の水による初期加水分解により促進されて,同時に驚くほど大きな割合のトリグリセリドが変換することを示した。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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その他の触媒  ,  置換反応  ,  生物燃料及び廃棄物燃料 
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