抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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絶滅危惧植物カワラノギクには多くの保全団体がある。これらが多摩川全体のカワラノギクの保全に向けて協働する可能性を検討するために,多摩川における8つの保全団体の保全についての姿勢と取り決めを作る可能性などを聞き取り調査した。団体間での意見に相違があることおよび取り決めを作ることに反対の団体が存在することから,すべての団体がメタ個体群動態の回復に参加できるわけではないものの,半数以上の団体が参加できることが判明した。ただし,カワラノギクの種子散布距離250mに対して,野生個体群およびこれらの団体の復元個体群の距離が離れているので,現状ではメタ個体群動態の回復の可能性があるのは羽村市域に限られる。(著者抄録)