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J-GLOBAL ID：200902200572477461   整理番号：08A0378100

暗号技術危殆化に伴う再署名に関する考察

Consideration of Re-Signing Scheme for Long-term Assurance

著者 (3件)： 平井康雅 (NTTデータ) ,  松尾真一郎 (NTTデータ) ,  尾形わかは (東京工大)
資料名： 情報処理学会研究報告  (IPSJ SIG Technical Reports)
巻： 2008  号： 21(DPS-134 CSEC-40)  ページ： 201-206  発行年： 2008年03月06日 
JST資料番号： Z0031B  ISSN： 0919-6072  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 現在,契約書等の電子文書に対する捺印行為,改竄防止の実現に,ディジタル署名技術が広く利用されている。これらの署名が施された文書には,法律等により一定期間の保証を求められるものが多数存在し,ディジタル署名技術の安全性についても,同等期間の保証が求められている。しかしながら,新たな攻撃手法の発見によりアルゴリズムが危殆化し,保証期間の終了以前に,その安全性が低下するという問題がある。そのため,既に署名が施された文書の安全性を保証するためには,署名者が,安全なアルゴリズムや鍵を用いて,再署名を施す必要が生じるが,再署名を必要とする文書が大量に存在している等の場合には,署名者の負担が膨大になる。そこで,我々は,アルゴリズムが危殆化した際にも,署名者の再署名処理を無くし,安全性を保証可能な再署名方法について考察を行う。(著者抄録)

シソーラス用語： *ディジタル署名 ,  *暗号 ,  コンピュータセキュリティ ,  計算機アルゴリズム ,  安全性 ,  文書 ,  公開鍵暗号
準シソーラス用語： *危殆化 ,  公開鍵証明書 ,  再署名 ,  電子文書

分類 (2件)： データ保護  (JD01020V) ,  符号理論  (ND02030R)

引用文献 (3件)：

• 電子商取引推進協議会 認証・公証WG. 電子署名文書長期保存に関するガイドライン. 2002
• 次世代電子商取引推進協議会 セキュリティWG. 電子文書長期保存ハンドブック. 2007
• WANG, X. Collisions for hash functions MD4, MD5, HAVAL-128 and RIPEMD. IACR Eprint. 2004

タイトルに関連する用語 (2件)： 暗号 ,  署名