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J-GLOBAL ID:200902200875941802   整理番号:09A0617363

北海道の始新統から産出したRobertsonites属を含む貝形虫化石の古生物地理的意義

Eocene ostracode assemblages with Robertsonites from Hokkaido and their implications for the paleobiogeography of Northwestern Pacific
著者 (2件):
資料名:
巻: 59  号: 7-8  ページ: 369-384  発行年: 2009年02月27日 
JST資料番号: F0341B  ISSN: 1346-4272  CODEN: CCKHA7  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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北海道の始新統の貝形虫化石を初めて報告する。夕張地域の中部始新統石狩層群赤平層と幌内層から貝形虫化石5種が産出した。Robertsonites属が多産した。この属は現在,北極海を中心にオホーツク海,アラスカ湾,北大西洋北部に分布する。始新統産のものは初めての報告で,最古の記録である。Robertsonites属は北海道以南の始新統からはまだ報告がない。瀬戸内海の始新統岩屋層から報告されているHanaiborchella reticularitriangularisも含まれていた。このことは北海道の始新世の貝形虫は,同時代の瀬戸内海の貝形虫と共通性を持つ。しかし両者の種構成は異なっていた。この貝形虫の違いは古水温の違いを反映している可能性がある。新種Robertsonites ashibetsuensis sp.nov.および他4種を記載した。(著者抄録)
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第三紀 
引用文献 (59件):
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