抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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当研究には,DT・DD反応により発生した中性子に対する試作検出器の特性評価として,1)「核融合プラズマ診断用中性子エネルギースペクトメータ向けの,自立型・積層型人工ダイヤモンド放射線検出器の中性子応答関数測定」および2)「Thin Gap Chamber(TGC)に対するDT・DD中性子の影響評価と核融合プラズマ診断用高計数率中性子カウンタへの発展可能性検証」の2つのテーマがあり,夫々次の結果を得ている。1)現状の高圧高温合成技術では,電子に対する電荷捕獲の影響が依然としてあり,その低減は困難である。多結晶CVDダイヤモンドについては比較的良好な結果を得ている。2)TGCの中性子とγ線の弁別は良好で,応答性も高速(25ns)である。核融合プラズマ診断への適用の可能性があり,中性子プロファイルモニター用検出器としての発展が期待できる。