文献

J-GLOBAL ID：200902201211960008   整理番号：08A1238807

アセタミプリドを負荷した重合体マイクロカプセルの調製: エマルジョンシステムの調製パラメータのマイクロカプセルの特徴への影響

Preparation of acetamiprid-loaded polymeric microcapsules: Influence of preparation parameter in emulsion system on microcapsule characteristics

著者 (6件)： TAKEI Takayuki (Kagoshima Univ., Kagoshima, JPN) ,  YOSHIDA Masahiro (Kagoshima Univ., Kagoshima, JPN) ,  YANAGI Kazumi (Kagoshima Univ., Kagoshima, JPN) ,  HATATE Yasuo (Kagoshima Univ., Kagoshima, JPN) ,  SHIOMORI Kouichiro (Miyazaki Univ., Miyazaki, JPN) ,  KIYOYAMA Shiro (Miyakonojo National Coll. of Technol., Miyazaki, JPN)
資料名： Polymer Bulletin  (Polymer Bulletin)
巻： 61  号： 1  ページ： 119-127  発行年： 2008年07月 
JST資料番号： H0465B  ISSN： 0170-0839  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 殺虫剤のマイクロカプセル化は,環境の悪化への化学物質の安定性を改善し,放出速度の制御が可能であるため,環境汚染を引き起こすおそれのある耕地への初期高濃度施量と化学物質の複数の適用を避けるための有望な技術である。ここでは,水/油/水(W/O/W)乳濁液を経る溶媒蒸発法で調製した重合体マイクロカプセル(ここでは,重合体として,PLA,PCLを使用)を,水溶性殺虫剤アセタミプリドの固定用担体として使用した。次いで有機溶剤に溶解したアセトアミプリドを,重合体担体に含浸させることで,該殺虫剤をマイクロカプセル中に負荷した。乳濁系の油相に対する内部水相の体積比(φ)を増やすと,マイクロカプセルにより多くの小孔が生成するため,重合体担体中のアセトアミプリド含有量を増加させることに寄与した。マイクロカプセルからのアセトアミプリドの放出速度はφを変えることによってコントロールできた。

シソーラス用語： 殺虫剤 ,  *マイクロカプセル ,  乳濁液 ,  薬物担体 ,  薬物放出 ,  溶出試験【薬剤】 ,  *ポリ乳酸 ,  *ポリカプロラクトン ,  ネオニコチノイド系殺虫剤
準シソーラス用語： 薬物放出速度

分類 (2件)： 高分子担体・触媒反応  (CG03030W) ,  農薬一般  (FB06010J)

物質索引 (1件)： アセタミプリド

タイトルに関連する用語 (5件)： アセタミプリド ,  重合体 ,  マイクロカプセル ,  調製 ,  パラメータ