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J-GLOBAL ID:200902201319802972   整理番号:08A0393342

薬剤の放出制御のためのpH感受性および温度感受性プルランマイクロスフェアの調製および特性解析

Preparation and characterization of pH- and temperature-sensitive pullulan microspheres for controlled release of drugs
著者 (5件):
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巻: 29  号: 18  ページ: 2767-2775  発行年: 2008年06月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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薬剤の放出制御に使用されるpH感受性および温度感受性マイクロスフェアの大半は生分解性ではない。したがって,本研究の目的は,生分解性および生体適合性の天然高分子からのpH感受性および温度感受性マイクロスフェアを調製することにある。プルランマイクロスフェアは,エピクロロヒドリンの高分子水溶液と架橋させた懸濁液によって調製された。温度感受性を与えるために,ポリ(N-イソプロピルアクリルアミド-co-アクリルアミド)をプルランマイクロスフェアにグラフトした。次に,無水コハク酸とプルランの残っている-OH基との反応によってpH感受性ユニット(-COOH)を導入した。グラフトされたプルランマイクロスフェアはプルランマイクロスフェアよりも親水性が強く,それらの膨張程度と水分率は有意に増大した。カルボキシル化マイクロスフェアの温度感受性はカルボキシル基の数とイオン化型(-COOH/-COO-)に依存していた。低い交換容量(0.35meq/g)では,マイクロスフェアは-COOH基のプロトン化型と脱プロトン化型の両方において温度感受性であった。高い交換容量(2.25meq/g)では,マイクロスフェアはプロトン化型においてほとんど膨張不可能であり,イオン化型においては過度に膨張し(乾燥型に比べて28倍まで),温度感受性特性のかなりの程度を失った。等張性リン酸緩衝液pH=7.4では,温度感受性マイクロスフェアとpH/温度感受性マイクロスフェアの両方がヒトの体温に近い相転移温度を保持していた。分子モデルシステムとして,リゾチームの装填特性および放出特性を調査した。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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医用素材  ,  製剤一般 

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