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J-GLOBAL ID:200902201551044960   整理番号:09A0444997

CO2処理したPLLA薄膜の透明度と機械的性質

Transparency and Mechanical Properties of PLLA Films Treated with CO2
著者 (5件):
資料名:
巻: 46  号:ページ: 81-87  発行年: 2009年04月20日 
JST資料番号: G0788A  ISSN: 1347-4774  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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生分解性高分子であるポリ(L-乳酸)(PLLA)は,植物由来の物質から合成される。この無定形PLLA薄膜を種々の温度下でCO2処理して,透明度及び結晶形態に対するCO2の影響を,示差走査熱量分析,広角X線回折,動的機械分析,引張試験法等によって研究した。10°C以下でのCO2処理では,ラメラスタックの積み重なりのサイズが可視光線の波長より小さくなるため,透明性を有する結晶化PLLAが作成可能である。変形α型(α′′型)結晶化PLLA薄膜は,0°CでのCO2処理で形成され,これはガラス転移温度(Tg)より高い温度で再アニーリングすることによって容易にα型に転移する。CO2処理PLLA薄膜は,無定形または冷結晶化薄膜に比べ,引張強さとYoung’s率を減ずることなく,より高い破壊歪値を示した。この破壊歪の改善は,変形による応力集中の減少に依存すると考えられる。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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高分子固体の物理的性質 
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