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J-GLOBAL ID：200902201954317231   整理番号：09A0234776

マイクロビーム分析における標準物質の作製に関する新しい方法

A new approach for standard preparation in microbeam analysis: Development and validation

著者 (6件)： HOMMA-TAKEDA S. (National Inst. of Radiological Sci., Chiba, JPN) ,  NISHIMURA Y. (National Inst. of Radiological Sci., Chiba, JPN) ,  ISO H. (Neos Tech Co., Ltd., Chiba, JPN) ,  ISHIKAWA T. (National Inst. of Radiological Sci., Chiba, JPN) ,  IMASEKI H. (National Inst. of Radiological Sci., Chiba, JPN) ,  YUKAWA M. (National Inst. of Radiological Sci., Chiba, JPN)
資料名： Journal of Radioanalytical and Nuclear Chemistry  (Journal of Radioanalytical and Nuclear Chemistry)
巻： 279  号： 2  ページ： 627-631  発行年： 2009年02月 
JST資料番号： B0949B  ISSN： 0236-5731  CODEN： JRNCDM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： マイクロビーム分析は微量元素の存在と濃度の決定のため,生物医学および環境科学で用いられている。しかし生物試料の定量分析は,存在する標準物質の化学および物理組成が生物試料において典型的に見られるものとは異なっているという難点がある。著者らは,ポリビニルアルコールを用いた薄い標準試料を開発し,その特性をマイクロビーム走査粒子線励起X線発光(マイクロ-PIXE)分析により評価した。ある種の標準物質では金属濃度とX線強度が500μg・g^-1にいたるまで線形であった。この新しい薄い標準物質を用いてヒトの毛髪試料中のZn含有量のマイクロ-PIXE分析を行ったところ,誘導結合プラズマ質量スペクトル分析による分析結果とよく一致し,マイクロビーム分析による定量的マッピングに対するこの新しい薄い標準物質の利用の妥当性を確認した。

シソーラス用語： *標準物質 ,  *ポリビニルアルコール ,  *粒子ビーム ,  *PIXE分析 ,  ICP-MS分析 ,  *ビーム
準シソーラス用語： マッピング ,  誘導結合プラズマ質量分析 ,  *粒子線励起X線分光

分類 (2件)： 高分子固体のその他の性質  (CG02025L) ,  その他の物理分析  (CC03014E)

タイトルに関連する用語 (4件)： マイクロビーム ,  分析 ,  標準物質 ,  作製