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J-GLOBAL ID:200902202219089027   整理番号:09A1230055

温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」の開発概要

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巻: 57  号: 670  ページ: 319-324  発行年: 2009年11月05日 
JST資料番号: F0230A  ISSN: 0021-4663  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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二酸化炭素やメタンなどの温室効果ガスの全球濃度分布を宇宙から測定する世界初の温室効果ガス観測専用衛星として,温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT:Greenhouse gases Observing Satellite)の開発が進められ,2009年1月23日に種子島宇宙センターから打ち上げられた。「いぶき」の開発概要について述べた。主要諸元は,高さ3.7m.幅1.8m,奥行2.0m,質量1750kgの中型の地球観測衛星である。スタートラッカ,GPS受信機,慣性基準装置を用いた高精度な姿勢制御を行うとともに機上での軌道決定値をもとにした自律軌道制御機能を有し±2.5km以下の東西軌道保持を行う。ミッション機器は,2つの観測センサが搭載されている。1つは主センサの温室効果ガス観測センサ(TANSO-FTS)で,短波長赤外域から熱赤外域に至る広い波長範囲を,約18500チャネルという高分光分解能で観測できるフーリエ分光計で,大陽光が地表面で反射または散乱した短波長赤外光,及び地表や大気から放射される熱赤外光を分光する。これらの波長域には二酸化炭素やメタンなどの温室効果ガスの吸収線が含まれており,吸収の強弱を評価することにより,温室効果ガスの濃度を求めることができる。もう一つの観測センサはTANSO-CAIで雲・エアロゾルセンサでTANSO-FTSの補助センサの役割を持ち,地表日照時に地表面や地球大気からの太陽散乱光をプッシュブルーム方式で撮像する広角画像センサである。
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分類 (1件):
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宇宙飛行体 
引用文献 (6件):
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