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J-GLOBAL ID：200902202224215910   整理番号：09A1150398

地形調査のための簡易高位置撮影装置(Hi-View)の開発

著者 (7件)： 中田高 (広島工大) ,  渡辺満久 (東洋大) ,  隈元崇 (岡山大) ,  後藤秀昭 (広島大) ,  西谷義数 (西谷機工) ,  桜井元康 (広島工大) ,  川口雄作 (広島工大)
資料名： 活断層研究  (Active Fault Research)
号： 31  ページ： 39-43  発行年： 2009年09月30日 
JST資料番号： L2045A  ISSN： 0918-1024  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 簡単に高位置から地形を撮影する装置の特徴や有効性が,事例を基に説明されている。この装置は測量用のスタッフの先端に市販のデジタルカメラあるいはUSB接続の動画・静止画カメラを取り付けており,低価格であることと簡便性と携帯性が優れている。撮影事例として提示されている被争奪河川の旧河床と争奪河川の深い谷地形の判読の違いが,目線の高さで撮影された画像との比較で示されている。同様に,濃尾地震時に生じた横づれ変位による茶の生垣列の変形が,目線の高さと5m高位置から撮影された写真の対比で説明されている。

シソーラス用語： カメラ ,  *撮影 ,  *装置 ,  電子カメラ
準シソーラス用語： ディジタルカメラ ,  *高位置撮影装置 ,  静止画カメラ ,  *地形調査 ,  動画カメラ

分類 (1件)： 自然地理学  (DF01000Z)

引用文献 (3件)：

• 石黒聡士・杉戸信彦・隈元 崇・中田 高・渡辺満久・鈴木康弘・熊原康博, 2007, 簡易高位置撮影装置 (WINKS写真撮影装置) による断層変位地形の地図化の試み. 日本地球惑星科学連合2007年連合大会発表要旨, S141-P024.
• 松田時彦, 1974, 1891年濃尾地震の地震断層, 東京大学地震研究所研究速報, 13.85-126.
• Nakata, T., Tsutsumi, H., Punongbayan, R. R., Rimondo, R. E., Daligdig, J. A., Daag, A. S.and Besana, G. M., 1996, Surface fault ruptures of the 1990 Luzon Earthquake, Philippines, Special Publication, Research Center for Regional Geography, Hiroshima Univ., p86.

タイトルに関連する用語 (6件)： 地形調査 ,  簡易 ,  高位置 ,  撮影装置 ,  HI ,  開発